マルチタイムフレーム分析

マルチタイムフレーム分析(MTF)ができると目先の値動きに惑わされなくなる

21年9月7日中国100CFDのチャート

ダウ理論に基づく長期時間軸を優先したマルチタイムフレーム分析(MTF)で環境認識ができると、目先の値動きに惑わされなくなります。抜けたら伸びるエントリーポイントが浮き上がり、逆指値で計画的にトレードを積み重ねていけるので、実生活のなかにデイトレードを調和させることができます。

昨日の中国100(CHINA50)のフォローとともに、10:45からの急上昇を完全に様子見と判断した理由をMTFで簡単に解説します。

長期時間軸の節目、叩き落としをくらいやすい足型

21年9月7日中国100CFDのチャート第一に日足以上の節目における攻防です。日足以下でいけるかな?!と思っても、ボラが高まって逆方向に動いて行くことがよくあります。昨日の記事中国A株価指数50のエントリーポイント(9月6日)| 4時間足ダウ転換サインからの上急伸取りとは違い、長期時間軸の節目まで値幅がありません。そして4時間足大陽線で実体が長い(強い支えがない)状況で、押し込みが深くなった時点で調整の時間軸を長くします。15分足大陽線で抜けましたが、このなかみはスカスカ、追従されない足型です、押しが深くてエネルギーも使い切っています。

ただし、ブル相場で4時間足以下から初動を取りに行く姿勢でチャートをみると、15403.8は「1時間足以下の押しが浅くて、15356.2の売買交錯でティック回数も増やして、そして下押しからの旧反転でうわ抜け」は入って良いところ。これは強い抵抗が15614なので一旦は急伸する可能性が高く、その後に値動きをみて対処できます。長期時間軸の節目であるので無理をせず、売り方に負けて戻してきたら潔く撤退できますし、そのまま買い方が勢いづいたら初動転換成功で最高のパターンです。

時間軸を短くした値動きまで想定できるのも、MTFがあってこそのこと。あえてこの価格帯でデイトレをしなくてもよいのですが、リズム良くリスクを取らないデイトレを重ねていきたい方には良いかと思います。

ドル円のテクニカル分析(9月6日以降)| デイトレショートの前のめり注意!

21年9月3日時点ドル円の月足と週足チャート

4時間足以下で下落の流れが生まれましたが、週足と月足をみるとデイトレで積極的に値幅をとりにいける状況でないことが分かります。それが日足の下ヒゲ、まだほぐせていない陽線の始値がいくつあることとして表れています。簡単ではありますが、月足から環境認識をしてみます。

ドル円の月足と週足

21年9月3日時点ドル円の月足と週足チャート月足は下降チャネルの上ラインを突破する3本の陽線を立ててから、この勢いが低下してレンジに入っていくながれです。足型的に先週金曜日の雇用統計で押し込む方向になりましたが、かといって押し込むには強い売り圧力が必要です。

週足は高値更新から明確な安値になる可能性があるポイントを作っています。仮の上昇チャネルを引いていますが、109.3あたりが支持帯として機能しており、上昇チャネルの下ラインとクロスするレートなので、このあたりの売買交錯に注目です。

ドル円の日足 | まだ積極的にデイトレショート狙えない

21年9月3日ドル円の日足チャートデイトレショートを狙うなら、まずは戻りを入れてからの上値の抑えられ方が重要になります。現レート直下にはまだほぐせていない安値、さらに下ヒゲ(≒日足未満の反発が強い)安値、上昇起点となった陽線始値、その安値、その下に大陽線始値です。直近安値目標のショートで抜けたとしても、放置しておける環境でないことを覚えておきます。

ドル円の4時間足と1時間足 | 上値の抑えられ方を確認してからが安全

日足以上とはことなり4時間足では支持体も実体ベースで割れて下降チャネルも意識されますし、デイトレはまずはショートからです。ただし先にご説明したように、直近の日足安値109.586を抜けてもひっかかるポイントがいくつもあるので、とにもかくにもそこまでの値幅をつくる戻りを待ってからが安全です。その戻りを見ていく中で抵抗線での上値の抑えられ方をみて、明らかに買いが弱まりWトップからの抜けたら伸びるネックラインが見えてきたらデイトレでショートを狙っていけると思います。4時間足以下の下落初動は金曜日の雇用統計で作られており、これが直近の強い上値抵抗帯となります。