傾きある20日線を背景に勢いづいた5日線に逆らってはいけない【9月17,18日のドルストレート】

デイトレの勝率・値幅率を高めるために、日足の陽線・陰線よみ精度を高めることが重要です。順張りではダウ理論に基づき、長期時間軸を優先した水平線トレードを徹底することは当然ですが、目視で直感的にデイトレ日和かどうかを判断する方法として、傾きある20日線を背景に5日線が勢いづいているか、5・20日線拡散が想像できるかという見方があります。FX手法の一種と言って良いかと思います。

ユーロドル、オージードル、ポンドドルで比較

いずれのチャートも赤色が20日線、緑色が5日線です。上から順番にユーロドル、オージードル、ポンドドルになります。細かいことは抜きにして、2本の移動平均線の角度・流れ・拡散を感覚的に掴むことが、デイトレ日和どうかの直感的判断にとって大切です。

ユーロドルの日足チャート
2021年9月18日 ユーロドル 日足チャート

オージードルの日足チャート
2021年9月18日 オージードル 日足チャート

ポンドドルの日足チャート
2021年9月18日 ポンドドル 日足チャート

3枚の日足チャートを比較して、大切な感覚的判断は、ポンドドルは下落するのにエネルギーがいりそうだなということです。結果的に17日から18日早朝にかけてのNY市場における、エントリーポイントから終値までの下落幅は、オージードルが少なく、ユーロドルとポンドドルが同じくらいでした。さすがはポンド様さまです。

ショートの入りやすさにおいてもポンドドルの方がWトップを作って、デイトレーダーが意識しやすいネックラインが明確でした。

どれも下落する下降ダウになっているので、個人的には5日線の下落モメンタムが高まっているオージードルまたはユーロドルを考え、NY市場で値幅がでやすいユーロドルを対象にします。ショートの入り方は、ユーロドルもオージードルも同じです。

日足の流れ的に陰線率が高いユーロドルを選ぶか、Wトップで意識されやすい抜けたら伸びるネックラインを作ったポンドドルを選ぶか、これは意見がわかれるところですね。

ユーロドルのエントリーポイント

2021年9月18日 ユーロドル 全体チャート日足は上昇の半値押しに位置していました。あの時点における最重要な考え方は支持帯をほぐしているかの分析です。日足陽線始値1.17519あたりが4時間足も収縮しており支持帯になっていることがわかります。この価格帯の上限(灰色の点線)をまずは下ヒゲのコマ(レ点)でほぐし、そして17日早朝確定の陰線は実体で完全に解消しています。早朝時点で20日線の下向きが想像でき、5日線は完全に下むいていました。4時間足以下の分析で強い支持線がないことを確認して、あとは戻り売りのタイミングを図るのみです。

欲張った目標は1.16929、その前の1.17082までいけるかどうか。 ショートエントリーが1.17682、損切りが1.17888です。エントリー時点におけるポイントは15分足でこまかく見ないこと。なぜなら1時間足ダウは上昇に入っているからです。しかし、日足は上記の通り、4時間足は完全に下降ダウ。

よって、1時間足の安値抜け、1時間足以下で逆行されても機能する損切りを設定する必要があります。だから、15分足でこまごまみると切らされる確率も高くなってしまいます。また、1.17682は1時間足が上昇する過程で作られた高値の下に位置しています。小さな安値にみえて、実は意味のある安値、高値支持線を解消した水平線になっています。