
昨晩のドルカナダ、NY勢力が一気に上値抵抗をブレイクしてくれました。昨日の記事「ドルカナダのトレードポイント(9月17日)| レンジの見極めとエントリーの考え方」で使ったショートエントリーの水平線が、見事なまでにロングエントリーの水平線に切り替わっていました。
短期売り方の悲鳴、まざまざと表れている買い方の勢い。デイトレは淡々とですが、チャートリーディングでは色々と思いを馳せてみるのも楽しみ方の一つですね。
それではNY市場におけるエントリーポイントと、20日からの想定を簡単にまとめていきます。
ドルカナダのエントリーポイント
アルゴが完全に支配しているかのごとく、レンジトレードで意識していた水平線が、ほぼそのままロングと損切りラインとして働いています。
- 第一目標値:直近高値1.27611
- ロング:1.2669
- 損切:1.26503
ロングの入れ方がポイントで、4時間足を軸にした順張りをされる方は逆指値で放置しておくことに抵抗を感じる環境です。
先のエントリーからの続きでレンジ想定で見続けていることから、4時間足の節目で1時間足がカチッとはまるかのごとく陽線を立てた時点で買いを考えていきます。
チャートをみるとメリハリがあって簡単そうに見えますが、日足にトレンドが出ていない状況より現場で値動きを監視しし続けて、ボラタイルになってからの水平線抜けの勢いをみて入っていける感じではないでしょうか。
僕がそうなだけかもしれませんが、4時間足軸順張り水平線トレーダーなら多少なりとも共感していただけるかと思います。
ロング水平線を抜けた後は1時間足の抵抗帯もブレイクして気持ちの良い伸び方をしています。初動をとらえた方はストレスフリーで、理想的なデイトレポイントになっていますね。
9月20日以降 ドルカナダのトレード想定
5日線と20日線の拡散も明らかで、デイトレーダーの意識が完全に上方向になりました。第一目標は週足陰線始値1.28172となります。押しの目安は1.27376、割ったら支持帯(青四角)のどこで止まるかを見ていきます。1.26888を割ったら弱いので、改めて考えていきます。
上値抵抗の強さを1時間足で見ると、強い抵抗がないことがわかります。
あとは大口が買ってくれるかどうかなだけです。ちなみに週足陰線始値は8月20日に作られた1時間足のロングの損切りポイントとほぼ重なっており、1時間足のレジサポ転換帯になっています。