
モメンタムが高まりトレンド形成が加速する初動を見極められると、時間軸の短いトレードである程度の値幅が取れて気持ちが良いです!4時間足トレンドを軸にした順張りデイトレで、狙いやすいポイントが視覚的に分かる方法をご紹介します。
先日の記事「8月30日のユーロドルのトレードポイント」が直近の生きた教材になるのでこちらを題材にします。
5,20日線拡散をイメージする
日足の赤色移動平均線(MA)が5日線、緑色MAが20日線です。デイトレがしやすい環境は、20日線が傾いている・傾きつつある方向に5日線が勢いづいているときです。この5,20日線拡散のイメージを強く意識して、とにもかくにも長期時間軸の節目まで徹底的に狙い続けていきます。
日足以上の節目、つまり反対勢力の強い圧力がかかるところまで、MAを拡散させながら大口が連れて行ってくれます。
デイトレ間近を教えてくれる1時間MAの流れ
デイトレのエントリーポイントを定めるとき、1時間MAの流れがとても役立ちます。もちろん、ダウ分析による機能する水平線を定めることが最重要です(念のため)。エントリー間近であるときの1時間MAとローソク足の関係は二つあります。
1.1時間MAが迎えにくる流れ
2.1時間MAで売買交錯するも、深い押しされない時間調整
2が今回のユーロドルです。1時間足チャートの赤色MAになるのですが、割り込んでもすかさず戻しています。しかも直近の高値で綺麗に反発しており、積極的にロングを狙っていける根拠になります。安値切り上げのWボトムを形成して、1時間足高値1.18040を超えて綺麗に上昇しました。青色が4時間MAで、加速足を作っていく際は乖離したままです。
15分足チャートをみると拡散がきれいですね!赤色MAが15分MA、青色が1時間MAです。トレンド形成加速時に1時間と4時間MAの収束なんか待っていられないので、このように時間軸を短くしていきます。
実際のトレードではエントリーするまでの流れが大切で、それは各時間軸のダウ、足型の作られ方、機能する水平線の見極めを分析するわけですが、実はこれらが整ってエントリー条件が揃っているから上記のような流れになっていることがほとんどです。今回1の例をご紹介できませんでしたが、平日はほぼデイトレしているので、また1と2に分けてブログにアップしていきたいと思います。
また、5,20日線拡散をイメージして、4時間足トレンドを軸に1時間足で順張りの波に乗る手法を下のページにまとめていますので、よろしければご参考ください。