
ドル円のテクニカル分析
2022年1月のドル円、月足が十字線になりました。本日の始値が終値の下なので、一旦は下落しやすくなります。
先週足はもみ合ってからの上値開放ではないので、やはりこちらも一旦は押されやすい流れです。長い実体内は売買がこなされていない表れ、つまりその時間軸で強い支持線がない価格帯なので、高値で掴まないように注意する必要があります。
日足は売り優勢でしたが、ここからどうなるかといったところ。1月4日高値から24日安値の半値戻り付近にレートがあり、デイトレーダーとしては待ちの時間、4時間単位で確認するくらいが丁度よさそうですね。
4時間足は高値切り下げ安値更新で、上昇ダウから下降ダウに転換しました。ただし長期時間軸は上昇一服で次の一手を探っていく過程です。4時間足を軸にした順張りは戻り売り狙いですが、長期時間軸の節目を明確にして、そこまでの値幅を確保したトレードを徹底すべき環境です。
ドル円のデイトレ想定を1時間足で確認
基本のショート、レジサポ転換帯下でWトップ確認
時間の都合上、基本の狙い方のみになることをご了承ください。4時間足の下降ダウ転換が、1時間足ではレジサポ転換帯(青)の下にレートが入って分かりやすくなっています。この下で上値が抑えられて、高値を切り下げたダブルトップを作ったら、そのネックライン抜けでショートとなります。
目標値は長期時間軸の節目114.5円(青枠、Goodサイン)あたりです。先のテクニカル分析の通りの環境なので、この辺りに到達したら全決済が良いですね。
実際には直上のレジサポ転換帯に上昇して食い込んできたり、上抜いて叩かれたり、はたまたジリジリ下げたりなど、長期と短期の方向性が一致しないときは複雑な値動きになりがちですので、ツイッターでフォローできたらと思います。
基本のロング、どこでWボトムを確認するか
こちらも基本の狙い方のみになることをご了承ください。短期時間軸で売りが優勢となり、114.5円あたりまで下落すると売買が交錯しだします。その際に安値を切り上げたダブルボトムを作ったら、そのネックライン抜けでロングとなります。
また、今のレートの上にあるレジサポ転換帯に突っ込んで売買を交錯させながら安値を切り上げる流れに入っても同様の考え方です。チャート形状は複雑になると思いますが、高値圏を保っているのは強い証拠ですし、長期時間軸は上昇一服で再度買い優勢に変わっていきやすい環境なので、高値圏からの続伸狙いとなります。
こちらもデイトレの軸となる1時間足のダウの状況をツイッターでフォローしていけたらと思います。