大発会の海運株、値幅ある急落リスクあり【例:商船三井】

大発会の海運株、前のめりに注意!

海運三社の日本郵船(9101)、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)の中で一番チャートが強い商船三井を例にして、1月4日大発会の注意点をまとめます。

2021年12月31日 商船三井 日足チャート12月足は出来高が激増した9月上髭陰線の始値あたり8550円に到達した大陽線です。日足を12月9日から出来高を減らしたものの、一定量をたもってジリジリ上昇しています。

ここからの株価推移について、基本的には3通りで、

1.引き続きジリジリの上昇または押されても底堅いが買い上げられはせず、緩やかにレンジへ
2.大発会ギャップアップで8550円上まずは再上昇
3.大発会ギャップダウンから8550円を超えられずに下落へ

とにかく注意すべきは3です。強い支持帯は複数の高値や売買が交錯した価格帯となるので、商船三井の場合は8000円となります。出来高なく直線的なジリジリ上昇をしているときは強い支持線がないので、何らかのショックで売りが売りを呼ぶ展開になることを意識しておきます。

買いスイングトレーダーは出来高ともなって上抜けしてから、またはその寄り付きで入れてくるところ。押し目なら8000円の底堅さ確認をしてからなので、他にも数ある上昇銘柄の中から強いて8550円から8000円の価格帯で買いを入れる妙味はありません

買いのデイトレーダーならなおさらで、上昇モメンタムを失って一日の値幅期待の薄い商船三井を対象にする方は少なくなります。ギャップアップで出来高急増になれば別です。

もし寄り付きからデイトレ対象にされる場合は、ボラティリティが高い時間帯のナンピン対処はよいものの、10時以降の出来高ある押し込みは要注意です。まだ30分足の上昇ダウは崩れていないのですが、その押し込みが30分足の下降ダウ転換初動になりえます

このときの値動き特徴は、デイトレで使える支持線反発が弱く5分足ベースでヨコヨコしだします。1分足の上を試す値動きが弱く、板も明らかに買いがはいってこなくなります。そして横横している間に5分足の5本線が上から抑え込んできて、5分足がダブルやトリプルトップなどを作られていて、そのネックライン割れで一気に下げが加速していきます。

最近の例ですと、12月28日10時以降の三井ハイテックです。ダラダラとした下げが続く、買いが入ってこない最悪の一日になってしまいます。

商船三井に限らず、大発会だからといって前のめりにならず、NY市場の動向から丁寧に流れを想定してリズム良く2022年をスタートしていきたいですね。

デイトレ

Posted by kuan