
30分足が下降トレンド転換した海運株
海運株は30分足のはっきりと下降トレンドに転換しました。しかし日足は日本郵船と商船三井は小さな安値更新にとどまっており、川崎汽船は終値が小さな安値の上にとどまり耐えています。
30分足以下を見ると売り優勢に見えますが、3社いずれも本日の安値割れしたところからは強い支持帯に入るので、強烈な買い戻し反発が入る可能性も高く、デイトレのうりで攻めるのは難しくなります。
勢いづいたときの値幅が魅力的な海運株ですが、明日16日は完全様子見が無難です。川崎汽船(9107)のチャートで今後のデイトレについて考えてみます。
川崎汽船のデイトレについて
週足の節目抵抗線7300円(週足陽線始値)に到達して折り返し、強い支持線は6100円(週足陽線終値)になります。
本日終値が日足で売買が交錯した価格帯に入っており、このあたりに支えられるか、割って6000円まで落とされるかを見ていくことになります。
5日線が下向きになり、30分足の5・20本線が下拡散していることから、再上昇するまでの調整が長引くことになります。
本日終値価格帯を地合い悪化等で勢いづいて割れてくるとレジサポ転換するので、絶対に安易な逆張りをしてはいけないです。
海運株のデイトレは30分足以下で場中監視、伸びやすい価格帯を30分足以下でみながら、次の5分足一本が陽線か陰線か当たる確率の高いところを細心の注意を払って狙っていくようなデイトレになりそうなので、長期時間軸を優先した順張りをされる場合は、16日は完全様子見が良いですね。
海外機関投資家はクリスマス休暇、大口の短期筋がこの状態から買い上げてくれるか?と考えると、時間調整から日数調整に移りそうには思います。