
川崎汽船のデイトレ想定とエントリから決済まで
・寄り付き前に日本郵船(9101)と商船三井(9104)の買い気配が強くなり均衡価格が前日終値を超えてきたが、昨日の想定通り強いチャートを優先して川崎汽船(9107)をデイトレ対象とした。
参考:海運株のデイトレ対象を川崎汽船(9107)に変更(12月7日)
・ギャップダウン寄り付きなので、30分足の強い支持線6400円あたりの売買ごなしをみてからと考える。
・日経225が急落してきたことと、全体的に気配値が強かった中で海運株は弱かったことから、利確売がどっとでてくることを考えて、6380円まで差し込みで買うことはしない。
(この判断は守りに入りすぎ。チャートを重視しておきながら、日経225に加えて寄り付き前の気配値まで加えている。シンプルに考えること。地合いと今見ている対象に集中する。)
・6400円下へ押し込む売りが弱く、日経225CFDが節目の27980円で下げ止まりを見せていたことから、買いが入ってきた6500円抜けでエントリー。
・6600円ブレイクで売りが降ってきて1分足の値動きが弱ってきたところで半分利確。その後の6500円に落ちてくるところで建値撤退。日経225が上昇できるかどうかという局面で川崎汽船も高値圏。利確売と大口の新規売りで崩されると、6500円が強い抵抗線に転換することから、ここは建値撤退がベターと考える。
・その後すぐに反転して買いがはいってきて6600円超えてきたところで再度エントリー。5分足の5本線に沿い、1分足の5・20本線拡散をイメージしている。
・月曜日のような100円ごとの節目を意識した上昇の勢いを感じず、日経225と連動したじわじわした動きになっている。50円ごとの節目を意識して売買後なしをしてるので、6750円に綺麗に乗せるようなら追加を考える。
・9時半以降に6750円に乗せるような流れで6700円もブレイクしていったが、海運株の強い時を知っているだけにこの着実な上昇のなかで追加するのは難しかった。先のポジションを伸ばすことに専念することに切り替える。前場終了前に全決済。
・後場寄りは6750円からのトレードとなるが、強い支持帯は6500ー6550円で、本日は日経225のじわっとした値動きと連動しているので、下に持っていかれた時を考えるとリスクリワードが悪いので後場はさわらない。
出来高:11,625,500 株、売買代金:77,692 百万円
※本記事は僕自身の自己成長のため、現時点で理想とするデイトレポイントをまとめています。実トレードではないことをご了承いただくとともに、デイトレ想定などにお役立ていただけたら嬉しいです。
12月8日の海運株をデイトレする際の注意点
川崎汽船の5分足です。日本郵船と商船三井も同様に、寄り付きで前のめり玉が多いGUだと売りが強くなるので、終値ベースの水平線割れに注意ですね。川崎汽船を例にすると6800円ですが、前のめりで大幅GUすると売り叩かれて1分足の5・20本線が下に拡散するような流れで押し込まれるかもしれません。
デイトレ用の強い支持帯は6600円弱あたりなので、200円くらいもっていかれてしまいます。しかもこの流れは6800円がしこりになり、地合いが安定以上でナンピン対処でトントンにもっていけるくらいです。
本日の地合いはよかったですが、日経225の日足は下降ダウのままで、戻り売りを狙っている大口がいるはずです。東京市場で仕掛けられたら海運株のいまの株価はひとまずの天井になりますから、リスクを回避するためにも基本の支持線反発からのトレードを大切にしていきたいですね。