JAL(9201)のデイトレ計画 | 長期投資家が買い始めている?!(12月6日以降)

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2021年12月5日 JAL(9201)の全体チャート

NY市場でダウをはじめとした株価指数は下げましたが、デルタ航空(DAL)などの航空株は出来高をともなった強めの陰線で引けており、オミクロン株の影響を織り込んできたように思います。また、ホテル株のマリオット(MAR)、ヒルトン(HLT)も同様で、米国は先々の需要増を見越した買いも入っているようです。

JAL、ANA、HISなど日本の航空関連も同様で、20年3月のコロナショックから21年2月までの株価低迷時が支持帯として意識されており、先週は出来高をともなった週足陽線を立てて、2000円が強い支持線として働くことを確認できました。

注目は11月29日の出来高急増で、12月3日まで高い出来高を保ちながら終えていることが良いですね。日中足をみて明らかな通り、1日、2日と2000円からは強烈な買いが入ってきています。おそらく長期投資家が大きめの資金をいれてきているように思います。

JALのチャートとデイトレ用の支持線

2021年12月5日 JAL(9201)の全体チャート30分足以下のみを見ると2100円が強い支持線に見えますが、長期時間軸を優先したダウで考えると、これを軸にしたデイトレはリスクリワードが悪いです。日足以上の通り、大きなレンジの下段に入り、下降トレンド形成が再開する可能性もあります。2000円を割ったら下に連れて行かれる環境であることを忘れてはいけません。

12月6日からは一時的な買い戻しを狙うデイトレです。直近で強い買い入っていたことから、一旦は空売りの買い戻しを巻き込んだ上昇に転じられるか?!2100円を割ったときには2050円に落とされたときの買いの強さを確認して、加えて2050円上で耐えることが買いで狙う条件になります。

ここで耐えて地合いが安定したときには、大口の短期筋が空売り勢力を焼いてくれそうなエネルギーを感じます。安全を期する方は月曜日は完全様子見されてほうが良いですね。地合い悪でギャップダウン寄付きでしょうし、強いて買いを狙う銘柄でもありません。

僕が高いところをどんどん買っていく順張り徹底派ですが、いまの地合いを鑑みると値位置が低く底固めしたと思われる銘柄の順張りでも稼げるようにしたほうが良いため、JALを例にしてまとめています。

11月26日以降は1000万株/日前後の出来高があるので下ヒゲだけでもガッツリ株数いれていけば稼げるので、30分足以下の順張りトレードを丁寧に行いながら、地合い回復時のスイング玉を残すかどうかの見極め精度も高めていくことが課題です。NY指数、日経225など、地合い判断を試されます。

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