
商船三井のチャートとデイトレポイント
・船株が活況になった初日は、ほとんど押しを入れることなく、5分足の5本線に沿って長期時間軸の節目までやりきってくれるのが特徴
・目標値は7200円、11月2日陽線始値で損切りのしこりあり。あとは50円ごとの価格節目を意識する。
・30分足の高値6800円ブレイク確定の寄付き入り、6900円超えて板が売り転換したところで2/3利確、押しが深かったが6800円の売買ごなしを見て再上昇想定。
・1分足高値抜けから5本線と20本線の拡散、5分足の5本線に沿った上昇をイメージしておく。9時20分ごろから買い板が強くなってきて高値抜けで追加。
・7000円到達で追加分決済。9時半以降に7000円超えて踊り場形成、地合いが安定していることから追加、7100円到達で追加分決済。
・地合いは安定しているが買い上げて行く強さはなく、下に仕掛けられると急落可能性は低いがボラタイルになるので、10時半以降の7100円ブレイクからの断続的な買いは様子見。
・板読みの精度を高めて、上記のようにチャートで厳しいところでも板で判断して少量でも追加していけるようにすることが課題。
・後場寄り後の7200円ブレイクも先の様子見姿勢が自己保身を強めてしまった。デイトレーダーとしての課題。
商船三井の1分足チャート
海運株が業種別上昇率で断トツに、バルチック3000大台復帰と目標株価引き上げの動きを好感
日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>の大手海運株が全般軟調地合いのなか強さを発揮、いずれも大きく上値を追っている。また、業種別騰落率で海運セクターは4%を超える上昇となっており、東証1部33業種中で断トツの上昇率となっている。ばら積み船市況の値動きを示すバルチック海運指数の戻り足が顕著で直近3000の大台に乗せたことが追い風材料。市場では「中国の景気が思ったよりも強いという背景が意識されていると思われる。最近では(海運株は)信用買い残など株式需給面の重さが嫌気されたものの、配当利回りの高さやPERの安さが魅力であることに変わりはない。加えて直近はモルガン・スタンレーMUFGによる大手海運会社の目標株価引き上げが観測されており、これも買い有利の流れを作っている」(準大手証券ストラテジスト)という。
出所:MINKABU PRESS
郵船 <9101> モルガン 強気 10400→17600 12/2
商船三井 <9104> モルガン 強気 11300→17000 12/2
川崎汽 <9107> モルガン 強気 7700→16900 12/2