
先週末からのFXはトレンド形成が終了して難しいデイトレ相場になっています。ドルストレートとクロス円ともに、4時間足以下の流れのみを見て安易にエントリーすると、すぐに切らされる可能性が高い環境になっていますね。
昨日のドル円は上昇トレンド一服から一旦の押し目調整終了が見えていました。綺麗な上昇トライアングルを作り、上には強い抵抗線がない伸びやすい価格帯も作られていました。
ドル円のエントリーポイントと考え方
ドル円は高値圏におけるレンジに入りつつあり、まだ強い支持線と抵抗線が定まっていない状況。そのなかで日足の上昇チャネルの下ラインかつ113.5円を意識した反発をみせました。
4時間足は下降チャネルの下ラインからの反発をみせて小さな高値をつくっており、東京市場においては陽線と陰線のどちらもありうる状況でした。ですので1時間足以下から4時間足を上昇トレンドへ回帰させるか、それともさらに深堀りしていくかを考えていきます。
1時間足は綺麗な上昇トライアングルを作っており、デイトレーダーがロングを意識するところです。そしてネックライン113.744円を抜けると113.880円まで上値抵抗がなく、レンジの中においてエントリー後の急逆行リスクを避けられる環境です。
・目標値:高値更新、114.223円からの反発から決済を考える
・ロング:113.744円、損切り:113.624円
・決済:114.223円からの強い売りで半分、買いが入ってこないのを確認して残り全て
ドル円のトレード想定
ショートは4時間単位で上値の抑えられ方を見ながら考えていきます。
レートが長期時間軸の抵抗帯近辺にあることから、直線的な上昇についていくデイトレは避けたいところです。何を支持線にしているかを確かめられるダブルボトムくらいは作ってほしいですね。
トレンド形成加速局面は終了しているので、時間軸を考えながら一つ一つ確認する過程です。