
クロス円の上昇が一服した中、ドルストは4時間足が上昇ダウに転換してからの押し目を形成して、東京時間に再上昇しました。先日からポンドドルをフォローしていたので、こちらを例にして4時間足が日足と同じトレンドにダウ転換した後のエントリー方法をご紹介します。
なおロングを例にしていますが、ショートも同じ考え方になります。
参考記事:ポンドドルのテクニカル分析(10月19日)1.380ドル目標の上昇or押し調整
目標値までの値幅と1時間足高値確認で準備完了!
目標値とは長期時間軸の節目で強い抵抗線のことです。参考記事の通り、1.380ドルが価格節目であり、日足の損切りによるしこりがあり、週足下降チャネルの上ラインに位置するので、このあたりが第一目標値となります。
4時間足はレ点の通り上昇トレンド継続、上昇チャネルを外れてしまいましたが、1.37223ドルあたりからの反発で買いの強さを確認、1.37394ドルの高値を作っています。
東京時間前からジリジリと上昇をはじめて、1時間足の高値1.37394ドル抜けでエントリーです。
4時間足を軸にした順張りにおける考え方は次のとおりです。
・日足以上の強い抵抗線までの値幅確認
・1時間足の高値と支持線確認(その支持線から反発を開始したら、想定が確からしい事を相場が教えてくれている)
日足下落一服、1.36414ドル以下のロング狙いと比較
お時間あるときに1.36414ドル以下でロングを狙ったときに値幅がとれないことを確認されることをおすすめします。日足のトレンドが明確になっていない環境だと4時間足以下で値幅が出ないことがわかりますし、細かくテクニカル分析しなければいけないほど難しいトレードになります。
この環境では日足が下降トレンド形成を再開することを想定して、4時間足以下から下降トレンド入りを確定させる戻り売りも入りやすいです。
参考記事:【FX・CFDデイトレ】4時間足以下の日足回帰トレード
ただし今は週足以上が上昇からの押し調整を一服、そこからの回復途上なので、4時間足以下のダウが崩れてきています。効率よく大きく稼ぐためには、長期時間軸のトレンドに合わせた通貨ペアの選択が重要であることも分かります。