ブル相場の取り方 | ドル円のエントリーポイント(10月11日以降)

ブル相場を取り切るポイント

日足の足型と5日線との乖離:NY市場の上昇モメンタムをそのまま引き継いで、豪州・東京時間から急伸するか?時間調整に入るか?後者の場合、押しの目安となる水平線を定めず、値固めする値動きを見ながら、小さくても明確な1時間足高値を確認して、日足の陽線イメージを持ちながらロングしていく。強すぎて浮いてしまった日足は4時間足以下で押し調整が深くなる傾向で、これが1時間足の陰線続きや上髭に表れる。(例:10月12日のドル円とカナダ円。比較として面白いのがポンド円で、長期環境が弱く上値抵抗が多いことが、日足の急伸をある程度抑えて、4時間足以下の深い押し抑制にも働いている。つまり、デイトレエントリーで時間軸のズレがあっても、即損切りを防ぐことに働いている。

加速足と第一目標値までの値幅:第一目標値までの値幅を確保できていれば、市場が活性化している時間帯であれば、1時間足以下のトレンド形成加速も通常通りのトレード。値幅が大きくなっているので、資金管理に注意。

2021年10月16日 ドル円 ブル相場日足チャート
2021年10月16日 ドル円 ブル相場1時間足チャート

具体例として、10月11日以降のドル円、カナダ円、ポンド円を随時確認しておく。

ブル相場では大口とやりきる姿勢が重要

今週のクロス円は明らかに熱量が違いましたね。FXのデイトレは「テクニカルで淡々とこなして積み上げていく」といった姿勢ですが、今週は株のようにNY勢力からの熱量を感じ取りながら東京時間から入ると決めて入っていくといった具合です。時間調整が短く1時間足の高値も明確な安値を作ってからではないので、自然にいつも以上に値動きを重視して、その値位置で値固めしているんだなっと言った感じです。つまり過去の水平線ベースではなく、新たに作られる支持帯ベースからの再上昇狙いと言った具合です。

さて、FXデイトレの最大のメリットはテクニカルで淡々とこなせることです。売買代金も大きいので値が飛ぶこともなくリスク(※)はほぼありません。ただし、本当の超絶ブル相場にはいったときはおそらく東京時間から短期筋が仕掛けて買いが買いを呼ぶ相場が続くでしょうから、やはりその主因をしっておくことが大切だと思います。淡々とテクニカルを使っていくにしても、その根本にはそれを使う姿勢があってこそのことで、これはブル相場を大口とともに取りきっていく、大きく稼ぐ大チャンスという意識がないと姿勢も整いません。
※リスクとは想定外の変動要因で、テクニカルで適切な損切りが機能しなくなる状態と考えています。

午前に株をはじめてからこの姿勢が必要になって、自然にFXでも材料を念頭にテクニカル分析をする習慣ができました。はじめは材料がノイズとなったこともありましたが、いまは全く関係なくなりました。今週の相場では完全に良い方向に効いています。僕自身の意識のバランスを毎回確認することが大切です。

さて、円安の主因は「米国でのインフレ懸念の高まりと原油価格の上昇」です。FRBがゼロ金利政策を取りやめ、金利をあげる時期をはやめるのではないかと考えられている一方で、日銀は金融緩和を縮小してく議論もしていない。この状況に追い打ちをかけているのが原油価格の上昇で、産油国の大幅増産見送り、米国の石油関連施設がハリケーンによる被害を受けて生産の大幅増が見込めない状況が続いている。

来週からは日銀の発言に注意していきます。上昇ピッチが早かったので、日銀が金融正常化のポーズでも見せると、売りアルゴが発動するかもしれません。急伸の仕掛けは短期筋でしょうから、彼らは勢いのある方向へダイナミックに動かしていきます。

もし日銀のちょっとした発言で1時間足の上昇ダウが崩れたら、4時間足への波及具合をみながら売りで値幅取れるかも想定しながら、とにかく大口の仕掛ける方向に4時間足のダウ崩れから狙えるかを考えていきたいと思います。もちろん、基本は4時間足ダウが崩れるまでロング継続です。