【新鮮】FXのエントリー恐怖症を克服する変わった二つの方法

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FXに限らずCFDや株でも何でもそうですが、天才でもない限りお金を失うことの拒否感から怖くてエントリーができない状況を乗り越えていかなければいけません。

WEBで「FX エントリー 怖い 克服」など調べてみると、多くの優れた内容が公開されていますね。僕もブロガーになった?!ので他のトレーダーさんが何を発信しているか調べてみたら、改めて僕がこの記事を書く理由がないくらいに充実した情報があふれていて驚きました。

さて、FXのエントリー恐怖症を克服する方法として「ロットを減らす、ソフトやデモトレで練習を重ねる、経験の積み重ねで慣れる」などは周知のことだと思いますので、技術(小技)と精神面で一つずつ変わった方法をご紹介します。

先にみなさんが興味ある技術を、そしてトレード以外にも通ずる、挑戦する人生において大切な精神面に続いていきます。

【技術】エントリータイミングのズレを解消する損切り設定

技術というより小技に近いです。一般的に損切り設定はエントリー時間軸の一つ下の安値、一つ上の高値に設定します

例えば15分足でロングエントリーしたのであれば次のとおりです。

FXエントリー恐怖症を克服するための損切り設定

上矢印のロングに対して損切り1に設定をします。エントリーが怖い方の多くは、エントリー直後から値動きがボラタイルになって切らされる経験をしているからで、その記憶が尾を引いてエントリー恐怖症となって表れています。

なぜ損切りさせられるか?根本的原因は長期時間軸の環境分析を終えてからの、デイトレのための短期時間軸への落とし込み、具体的にエントリーする水平線と損切り設定の甘さにあるわけですが、この精度を高めることは永遠のテーマであり、玄人トレーダーさんでも毎日検証し続けているものです。

損切りが多い方と稼ぎ続けている方の決定的な違いは、エントリー時間軸のズレにあります。つまり抜けた直後から想定方向に伸びていく水平線を定める精度が著しく高いか否かの違いです。

ですので、これは経験を重ねることによって身についてきますので、FXで損切りの多い方ができる対処法としては、損切り設定値を一つ下に下げる(損切り2)ことをおすすめします

ただし、長期時間軸優先の環境分析ができていることが大前提です。長期時間軸でレートが伸びる方向を正しく想定できるようになっていれば、あとはエントリー精度の問題となります。

この小技は、時間軸のズレが起きても損切りになりにくくするための対処法となります。資金管理は厳密に行ってください。損切り幅が広がるので、当然ながらロット数も減らしていきます。

数量を減らしても、エントリー精度が甘くて何回も切らされたら資金は着実に減ってしまいます。ですので長期時間軸の方向性は正しいのだから、切らされにくい位置に損切り設定をして、

エントリーしてから多少ふらされても最終的には目標値に到達するチャートを何度も確認できたら、ご自身の長期時間軸の想定の正しさへの確信が高まっていきます

テクニカル分析精度に対する確信度の高まりによって、自然に損切り位置を通常の状態に戻していくことができると思います。

損切り位置を下げても不安になるようでしたら、損切り3まで下げても良いですし、ロット数を減らしても良いですね。ご自身の精神状態に合わせて調整を重ね、少しずつストレスを高めるようにしていけば良いと思います。

これって本記事のテーマである変わった方法でしょうか?!すでに誰かご紹介されていたらすみません。ざっとしたWEB検索しかしてないことをご了承ください。

【精神】脳のクセ「自己保存」をゆるめる

自己保存は脳が発達するプロセスで獲得する脳のクセ(後天的な本能)で、「生きたいという本能」に根ざしたものです。人間が生きていくために、脳が本人を守ろうとする働きがあります。

参考記事:エントリーできない、ロットを上げられない方へ | 自己保存のクセを知ることがトレーダーに必須な理由

この「自分を守ろう」が挑戦するトレーダーさんにとっては曲者で、お金を失うことから徹底的に守ろうとするためにFXのエントリーが怖くなってしまうのです。

自己保存のクセは年を重ねるごとに強くなっていきますから、この資本主義社会の中でお金の大切さを身にしみて理解している僕たち大人にとって、そのお金を失うことから本能的に身を遠ざけようとしてくれているわけです。

いわゆる真我、潜在意識、コンフォートゾーンなど、自己啓発の書籍で紹介されているものを絡められる話でもあります。自分でもよく分かっていない奥深くからの強烈な働きが原因になっているので、FXでエントリーが怖いままの人は、実は本当の理由を理解されていないはずです。

本当の理由とは、自己保存の脳のクセが働いているという単純なものではなく、なぜそれが働くのか?ご自身の人生を振り返って、幼少期の体験などが根本的にあって、それを歳を重ねるごとに強化して今の自分を作り出している

その自分が強烈にFXにおいて足をひっぱっているなど。この原因は過去にありますから、嫌かもしれませんが、しっかりとずっと前の自分を振り返ることも必要でしょう。

そして自己保存のクセが強く働いていることがわかったら、僕は「自分を守る神さま」と呼んでいるのですが、その神さまに丁寧に説明をしてあげます。エントリーに値する明確な根拠と理由、だからこの水平線で逆指値をしますと。(お陰様で、今は説明をしなくて大丈夫な状態です)

今回は簡単なまとめなのでこの当たりにしますが、もう一つだけお伝えさせてください。その本質的原因を発見するために過去をたどっていく間に、負の感情をともなう嫌なことを否定するのでなく、消そうとするのでもなく、ただたた認めて、観察して手放すことを繰り返すだけで大丈夫です。手放せなくても大丈夫です。そんな自分もしっかり認めてあげてください。

これを何回も繰り返していくだけで、いつの間にかFXエントリー恐怖症の本質的原因を深く理解できるとともに、自然と抜けたら伸びる水平線に逆指値設定できるようになっていけます。

もちろんこのような状態になったときには、トレード成績の向上とともに、人生もより明るいものになっていると思います。

関連記事:【FXエントリー恐怖症の克服法】意識の向け方を変えるだけでロット・枚数を多くできる!

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