ユーロ円のエントリーポイント(9月30日、10月1日)| 長期トレンドに反する直線的な上昇は急落サイン

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2021年10月2日 ユーロ円の急落チャート

ユーロ円の月足は上昇一服からの押し目調整、週足は下げ止まり見せるかのように2週連続陽線を立てそうでしたが、まだまだ上値が重たい環境。

そのような中、日足は急上昇から天井圏で9月30日早朝に陰線確定で4時間足がもみあいに入りました。このように長期時間軸のトレンドに反する直線的な急上昇からの下落、その後のもみ合いは、一旦長期トレンドに回帰する急落の典型例です

今回の急上昇に違和感を覚えられたか、そして急上昇の質の分析に入れたかがポイントとなります。

ユーロ円の環境認識とトレードポイント

2021年10月2日 ユーロ円の急落チャート日足は以前の陽線始値130.357円で損切りを巻き込んだ売り、そして追従の売りがはいって値幅ある下落になりました。今回もこの価格近辺が抵抗帯として働き、高値切り下げを強く意識させる陰線を一本確定。

4時足は、日足陽線始値129.815円で売買を交錯しており、129.990円のロング損切り価格あたりが上値抵抗になっています。ポイントは急上昇の質=強い支持線の有無を4時間足以下で分析することを意識できたかです。

基本的に強い支持線は直近にある複数ローソク足の高値で、一度もレートが刺さっていない、売買を交錯させていない水平線となります。過去に作られて、一回以上でもほぐされているものは強く働きません。

この観点でみると、129.815円でもみ合っている間に、数日前の高値は十分にほぐされていますし、その下は128.625円まで強い支持線がないスカスカの価格帯です。週足始値128.927円は価格節目129円からの新規買いも入ってくるでしょうからデイトレでは値動きをみていくところではあります。

そして4時間足以下のもみ合い中で上値が抑えられたままとなると、ショートを狙っていくのは当然の流れですね。

【トレードポイント】
・ショート1:129.684円 損切り1:129.960円
・ショート2:129.553円 損切り2:129.724円
・決済1:128.927円割った後の上昇時 決済2:再度割ったものの128.625円目指さず上昇に転じた時

MT4を愛用したFXとCFDトレードを自分に最適化できるか、もっと稼げるかを考え続けているわけですが、最近その効果を実感していることとして、1時間足を軸にしたエントリーと損切り設定があります。別記事でまとめましたので、よろしければご参考ください。

→ 【FX・CFD】1時間足でエントリーと損切り設定 | 細かな対処を捨てる

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