
日足で大陽線・大陰線が確定したあとに高値圏・安値圏でレートがもみ合っているとき、伸びすぎたから入りづらいと感情的な思考が働くと、翌日の加速・続伸をまるごと取り逃す原因になります。
これを避けるために、デイトレするか避けた方が良い2つの条件をご紹介します。具体例として9月30日のユーロドルのチャートを見ていきます。
大陰線確定後、安値圏で攻め続けるかの判断
ショートについてのみとなりますが、ロングでも同じ考え方です。早速結論ですが、
2.抜けたら伸びる明確な1時間足の安値(エントリーライン)がない
29日は日足以上の節目1.16470や1.16020ドルまでの値幅が確保された値位置で1時間足が収縮し、1時間足で明確な安値1.16777ドルを作りました。本日は1.16020ドル近辺でレートが推移する間に1時間足で明確な安値を作っていません。
世界のトレーダーが意識できる明確な1時間足の安値がない。そして強い支持線に到達してしまった。この2つだけです。4時間足を軸にした順張りトレードの場合、安いと思って逆張りするのは厳禁です。
この状況になったら、時間調整を経て高値を抑えられ続けるようなら下落再開を狙いますし、大口が上下に振ってくれたらその波形をみて判断していきます。
また、大陰線確定後に2つの条件を満たしていなければ、引き続き強気ねトレンド加速を狙っていきます。具体例として9月29日のポンドドルです。
マルチタイムフレーム分析で強い支持線を明確にして、そこまでの値幅を確保できている環境下、1時間足のハッキリした安値をみつけたら強気でショートしていけます。
なお、長期時間軸の節目までやりきっていくときの入り方を9月29日のユーロドルでまとめていますので、よろしければご参考ください。