テクニカル分析

ドル円のテクニカル分析 | デイトレは114.9円上のロング狙いから(2月7日分)

2022年2月5日 ドル円 チャート

USDJPY(ドル円)の年足と月足はどうなっている?

週足以下の分析のみ見たい方はこちらをクリック

ドル円年足の情報元:Kabutan(株探)

左がドル円の年足で右が月足です。クリックで拡大できます。年足は1月の下ヒゲがそのまま年足の下ヒゲとなってこのまま続伸しそうに見えますし、もう一回押してきてそうにも見えます。

月足は1月が十字線、2月の始値が1月終値の下から始まったことによって、上昇トレンド中の気迷い、一旦の押しとなりました。今は再上昇に向かっているわけですが、テクニカル的にこのまま1月高値を2月終値が更新するには力技に見えます。

始値が2月十字線上で始まれば十字線からの加速パターンでしたが、結果的にいまは上値の重たさが値動きに表れています。

ただし米国金利上昇を背景にしたドル高に進みやすい条件は整っており、どんどん突き上げていく超絶ブル相場もありえるということを頭に入れておきます。

僕たちFXデイトレーダーは4時間足以下のダウを確認してから淡々と狙い続けていくだけですが、本当に強いときには押し目待ちに押し目なしが続きますし、やはり高値圏からの続伸を狙う姿勢で構えていないと、その時を迎えた際にロングで入って行き難くなってしまいます。

以上をふまえて来週の値動きを考えていきます。

ドル円のテクニカル分析 | 規則正しい値動き継続

2022年2月5日 ドル円 チャートドル円の週足をみると高値圏に表れた首吊り線です。「ここで買ってしまうと、首を吊るくらい負けてしまう」意味合いで、大変印象の悪い相場用語ですね(^^;)。

今のドル円の週足首吊り線は、日足単位で利益確定の売りが増えて押し込まれ、その後の自律反発狙いの買いによってある程度戻したことを示しています。首吊り線の翌週以降は下落基調になることが多いため、とにもかくにも高値掴みしないように注意しなければいけません。

ここまでなら売り方が勢いづく弱気相場入り!のように思いがちですが、日足以下を見ると様子が変わってきます。

ドル円の日足は週足上昇チャネルの下限反発から保ち合いに入る流れですが、4時間足以下の上昇モメンタムが高まっており、それが日足そして週足以上へ波及していくかを考えていく状況です。

前回は青枠2の抵抗帯で抑えられ、今回は1の抵抗帯で抑えられるかを4時間足以下のダウで見極めていくことになります。

ドル円の4時間足は1の抵抗帯へ一度ハッキリと突っ込んでいます。もしここから軽い押し調整で再上昇に向かった際には、1の抵抗帯を上抜けやすい状態にはなっています。つまり、大口が買い資金を入れてくれさえすれば前回よりも一気に突き抜けやすい環境となりました。

ですのでドル円のロングを考える際には114.9円の支持帯を意識して下値を固めてからです。4時間足の青枠の通り、ここまでは支持帯・抵抗帯で反発するきれいな値動きでしたから、4時間足を軸にした順張りの場合、まずは支持帯反発から考えることになります。

一方でデイトレショートを考えていく際には、1の価格帯を抜けきれずに下に突っ込むボラタイルな値動きになってからです。こうなると1時間足で上値を抑えられながら明確な安値が作られるでしょうから、その後に高値を作ってからのネックライン抜けショートを狙えるかどうか。先の話になるので、このあたりはツイッターでフォローしていきたく思います。

僕たちデイトレーダーは4時間足ダウからの1時間足ダウへ、さらには15分足ダウへとバランスしながら抜けたら伸びる水平線を定めることに集中したいものです。

先に週足首吊り線を強調したのでロングへの抵抗感を抱いてしまったとしても、デイトレであればダウに沿って時間軸を短くしながら対処できるので、長期時間軸に足型にとらわれることなく淡々粛々と狙っていきたいですね!

ドル円のテクニカル分析とデイトレ想定(2月1日分)

2022年2月1日 ドル円 チャート

ドル円のテクニカル分析

2022年2月1日 ドル円 チャート2022年1月のドル円、月足が十字線になりました。本日の始値が終値の下なので、一旦は下落しやすくなります。

先週足はもみ合ってからの上値開放ではないので、やはりこちらも一旦は押されやすい流れです。長い実体内は売買がこなされていない表れ、つまりその時間軸で強い支持線がない価格帯なので、高値で掴まないように注意する必要があります。

日足は売り優勢でしたが、ここからどうなるかといったところ。1月4日高値から24日安値の半値戻り付近にレートがあり、デイトレーダーとしては待ちの時間、4時間単位で確認するくらいが丁度よさそうですね。

4時間足は高値切り下げ安値更新で、上昇ダウから下降ダウに転換しました。ただし長期時間軸は上昇一服で次の一手を探っていく過程です。4時間足を軸にした順張りは戻り売り狙いですが、長期時間軸の節目を明確にして、そこまでの値幅を確保したトレードを徹底すべき環境です。

ドル円のデイトレ想定を1時間足で確認

基本のショート、レジサポ転換帯下でWトップ確認

2022年2月1日 ドル円 1時間足チャート 戻り売り狙い時間の都合上、基本の狙い方のみになることをご了承ください。4時間足の下降ダウ転換が、1時間足ではレジサポ転換帯(青)の下にレートが入って分かりやすくなっています。この下で上値が抑えられて、高値を切り下げたダブルトップを作ったら、そのネックライン抜けでショートとなります。

目標値は長期時間軸の節目114.5円(青枠、Goodサイン)あたりです。先のテクニカル分析の通りの環境なので、この辺りに到達したら全決済が良いですね。

実際には直上のレジサポ転換帯に上昇して食い込んできたり、上抜いて叩かれたり、はたまたジリジリ下げたりなど、長期と短期の方向性が一致しないときは複雑な値動きになりがちですので、ツイッターでフォローできたらと思います。

基本のロング、どこでWボトムを確認するか

こちらも基本の狙い方のみになることをご了承ください。短期時間軸で売りが優勢となり、114.5円あたりまで下落すると売買が交錯しだします。その際に安値を切り上げたダブルボトムを作ったら、そのネックライン抜けでロングとなります。

また、今のレートの上にあるレジサポ転換帯に突っ込んで売買を交錯させながら安値を切り上げる流れに入っても同様の考え方です。チャート形状は複雑になると思いますが、高値圏を保っているのは強い証拠ですし、長期時間軸は上昇一服で再度買い優勢に変わっていきやすい環境なので、高値圏からの続伸狙いとなります。

こちらもデイトレの軸となる1時間足のダウの状況をツイッターでフォローしていけたらと思います。

米国ダウ30CFDのデイトレ想定(1月31日分)

2022年1月30日 米国ダウCFD チャート

34400円上の1時間足ダブル・トリプルボトム待ち

2022年1月30日 米国ダウ30CFD チャート先週の厳しい相場展開の中、34000ドルを割れを死守しました。日足のローソク足形状と1時間足で明確なV字のプライスアクションも、一気に割らせない強い意志が表れています。

4時間足を軸にしたデイトレは、まずはシンプルにロングのみ狙えるので、日経225CFDで東京時間に難しいことをするよりも、米国ダウ30CFDに集中するのが良いでしょう。

参考:日経225CFDのデイトレ想定(1月31日分)

それではテクニカル分析で環境を確認し、シンプルに狙えるエントリーについてまとめます。

日足は先の通りで5日線も上向きに転じました。週足節目の34665ドルで売り叩かれていましたが、今回は終値が超えています。これにより週足の上昇チャネル下ライン割れや米国勢が強く意識するとされている200日線(白色)もなんとか割り込まずに済んでいます。

4時間足は底値圏のレンジで、終値がその上限にあります。この価格帯はレジサポ転換帯となるので、ここから早速ロングもショートも狙ってはいけませんね。

1時間足は上昇モメンタムの高まりが見事に表れています。34415円はデイトレのロングが入り支持線目安になるので、まずはシンプルに、この上で1時間足のダブルやトリプルボトムが作られるかを確認していきます。

安値が切り上がっていればチャンスです!終値より値幅を確保した位置にネックラインが作られていれば、それをロングポイントとして使えます。またネックラインが高くても、これは高値圏を維持して強い証拠ですから、他指数の値動きやドル円の強弱感を確認して、階層が上段へ移る想定でレンジブレイクを狙っても良いですね。

第一目標値は35000ドルで、もし35400ドルに到達できたら全決済です。

当然ですが、安値損切りは厳守です。底抜け環境に変わりはないので、売り崩されたら一気に値幅でる下落が再開する環境です!

またエントリーで注意することは、レンジブレイクはボラが高まるので、慣れていない方はブレイクからの急伸は完全に捨てて、その後から考えても良いと思います。もちろん、押してこずに今度は高値圏から再下落の流れに転じる確率の高い環境ですので、それは仕方ないとして諦めることも大切です。

一方で34415円に突っ込む売りが入ってきたら様子が変わってきます。1時間足の波形も乱れて、明らかに短期時間軸の迷いが表れて、抜けたら上に伸びる水平線も定められないでしょう。また、ジリジリ下げてくる展開もありますが、これはまた別物となります。

本記事ではシンプルに買いが狙える想定のみの紹介となります。

日経225CFDのデイトレ想定(1月31日分)

2022年1月30日 日経225CFD チャート

自律反発27500円目指し or 26500円底抜け

2022年1月30日 日経225CFD チャート日経225CFDは26500円を割るとティック回数(≒出来高)を増やして買い方の勝利が続いており、週末NY市場における米国株価指数の強い買い戻しを見ると、売り方もこのレートからさらに売り崩すのが難しくなっているようです。

4時間足を軸にした順張りデイトレでは戻り売り狙い継続ですが、1時間足の小さな高値更新と26500円割れからの底堅さ、9時前に低い位置にレートがある時の9時寄り付きからの買いの強さをみると、1時間足以下では買いが有利になりそうです。

ただし買いの資金が続くか分からないですし、ロングは27000円目標で1時間足以下の短い自律反発を狙うものなので、プライスアクションも重要です。ですので、場中監視できるデイトレーダーのみがロングで参戦できる環境となります。買いを狙いながら細かく区切り、早々に売り転換の流れになるかを見ていく過程です。

ショートの狙い方は、1時間足が小さくでも安値を作ってからが無難です。4時間足のチャートより一旦レンジに入りそうですし、1時間足は高値を更新しているので、4時間足以下で方向感がなくなっていくように見えます。

誰もが意識する底値圏における長い下ヒゲは要注目ですね。米国ダウCFDの日足がいち早くこのプライスアクションを示しており、あとは大口の買い意欲次第で上昇できる環境にはなっています。日経225CFDはあそこまで買いの意志を示していませんが、米国が強くなれば一旦は急落の半値戻しである27500円弱までの上値トライをするかもしれません。

上値の重たさが続く展開なら、売りポイントを見極めてそのときを狙い続けます。26500円が壊されたら底抜けしますから、500円幅を意識しながら追従していきます。強い支持線は23500円です。

週初(1月31日)のFXデイトレ注目通貨ペア

2022年1月29日 ユーロオージー チャート

こんにちは、Kuan(クアン)です!
とにもかくにもシンプルな想定で再現性の高いFXのデイトレができるだろう注目通貨ペアを、しばらくの間、土曜日または日曜日に公開していきますのでお役立ていただけたら嬉しいです!

今回紹介するのは、日足の5日線と20日線が拡散する流れまたは拡散済みで、順張りでモメンタムに乗せていくことを想定した通貨ペアとなります。

参考記事:【FX・CFDデイトレ】最高のエントリーポイントの見極め方

EURUSD(ユーロドル)のデイトレ想定

2022年1月30日 ユーロドル チャート先週に続いて、ユーロドルのショートです。直近に強い支えのない宙ぶらりんの価格帯で終えています。週足と月足の足型的にも、価格節目の1.11ドルまで月曜日から続伸しそにも見えます。

1時間足では高値1.11436ドルの下に安値を作っており、31日(月)の欧州時間前あたりから割らせる流れに入るか注目します。

日本市場でジリジリ下げていく動きは完全に様子見をします。5日線と乖離しており、1時間足以下で強い自律反発が入りやすい環境なので、やはり下落再開を狙うには一旦のだましあげがあると入りやすいですね。

ただし、直近の1時間足高値を更新して1時間足の下降ダウが崩れたら、火曜日まで様子見が無難になりそうです。日足陰線実体内には強い抵抗線がないので、自律反発に勢いがつくと1.123ドルくらいまで一気に担がれる可能性があります。

ボラタイルな値動きの中に1時間足以下で買いと売りのどちらが優勢か表れてきますので、このあたりも意識しておくと良いですね。

EURAUD(ユーロオージー)のデイトレ想定

2022年1月29日 ユーロオージー チャート週足で三角保ち合いも意識される環境で1.60豪ドルが日足の節目と斜線が交錯するレートになります。ここからは逆張りで強めの新規売りも入ってくるでしょうし、2021年12月のロングでつかまっているしこりがあるので、利益確定の目安となります。

直近でデイトレの根っこロングが1.5855豪ドルなので、高値圏を維持して強い証拠です。いまは1時間足の小さな安値を更新しているので、基本のトレードは1時間足で高値を作って押してからとなります。この押したときに安値を更新しなければ理想的ですね。その際には新たに作られた1時間足の高値抜けがロングの目安となります。

1.60豪ドルまで50ピプス以上も値幅あるので、稼げますよ!

この想定が否定されるときはボラタイルになって1時間足でさらに安値を更新するでしょうから、明らかに1時間足以下で波形が乱れてきます。その際は時間調整にはいるので、1.5855豪ドル上でしっかりと押し目を入れてからの、日足上昇チャネルを目安にした再上昇を狙っていきます。

4時間足ダウが安値を作って更にその安値を更新するときには、1.5855豪ドルも割っているでしょうし、日足上昇チャネルの下ラインを割り込んでいるでしょうから、その過程で両方向を考えながらデイトレ想定をする展開です。

AUDUSD(オージードル)のデイトレ想定

2022年1月29日 オージードル チャート長期時間軸の節目となる0.70ドルに到達したものの、NY市場で強い買い戻しは見られていません。買いのプライスアクションが弱いので、31日月曜の東京市場から早速ショート狙いはしませんが、戻りにはいるときの買いの強さをみておくと、戻り売りが入ってきたときに崩れやすいかの目安になるので、来週も陰線になりそうかの一つの指標になりそうです。

0.7022ドル抜けでデイトレのショートが入っているので、まずはこのあたりで上値が抑えられるかをみていきます。その間に新たに1時間足で明確な安値を作ったらショートエントリーの目安になりますし、0.7022ドルを上抜けたら0.70606ドルを抵抗線として、時間軸を長くして同様の考え方でチャートを分析していきます。

伸び切っているように見えるから深い戻りが入るだろうと決めつけず、4時間足のダウが完全に転換するまでは、順張りデイトレでは戻り売りを狙い続けていきます。または4時間足のダウが完全に転換せずとも、長い時間調整にはいって方向感がなくなるようなら、いったんの大きな上昇を見せることも考えていきます。

USDJPY(ドル円)のデイトレ想定、月曜日は様子見が無難

2022年1月29日 ドル円 チャート先週に続いてドル円のロングです。日足・週足・月足より一旦休みをいれて月足を確定させたいように見えますね。1時間足の上昇ダウも崩れて高値圏レンジに入っているので、月曜日は完全に様子見が丁度良いと思います。ドルフランも同様の見方になります。

1時間足の水平線がしこりになっているので、これをいったんほぐして押してきたときの深さを見てから、または115円上でもみ合って時間調整をしてから再上昇に向かうか。このパターンなら月曜から早速上を試してくることになります。

一方で115円に勢いよくつっこむプライスアクションを見せたら、一旦調整したがっているサインです。もちろん、まだ押し調整のショートを狙う環境ではないので、4時間足の安値を更新して115円をほぐして戻りをいれてからショートを考えていくのが基本となります。

日経225CFDのデイトレ想定と損切りが溜まっている価格帯の重要性

2022年1月28日 日経225CFD チャート

長期時間軸に反した損切り価格帯について

昨日の東京市場は不安定な地合いを象徴する流れでした。売りが売りを呼ぶ完全にアルゴリズムに支配された地合いで、27000円を抜けてからは買いが一切入らない値動き。大型銘柄の板をみていても完全に日経225と連動したリスクオフ状態で、売り方がおさまるまで勝手にしてください状態でした。

日経225CFDのテクニカル分析の前に、損切りが溜まっている価格帯の重要性について簡単に触れておきます。なぜならデイトレで短時間で一気に値幅が取れるエントリーポイントになるからです。

昨日を振り返ると、27000円となります。日足と4時間足ともに下降トレンド継続、27000円を意識して一旦の下げ止まりを見せる中、早朝に上にはねあげました。薄商いの中、長期時間軸のトレンドとは反対方向に違和感ある値動きをしたときは警戒です。日経225CFDの場合、昨日のように東京市場が開く前から本格的に動かす方向とは逆に仕掛けられることがあります。

27000円にはあきらかに4時間足以下で買いで入っている方々の損切りが溜まっています。ここを割ってモメンタムが強まるとともに新規の売りも入ってきました。心理的節目が26500円なので買いが抵抗しないことを確認しながらのように売りがどんどん入ってきました。そして26000円まで連れていかれています。

長期トレンドとは反対の方向に損切りが溜まっている価格帯が見えていたら最高のエントリーポイントになります。それを抜けた途端に新規の注文も入ってくるので、次の長期時間軸の節目まで一気に伸びてくれます。

日経225CFDのデイトレ想定

2022年1月28日 日経225CFD チャート昨日までにいったんやりきった感が表れており、26000円からV字反発していることからも、売り方もいったん休みたがっているように見えます。4時間足を軸にした順張り水平線トレードとしては、抜けたら伸びるラインが作られていないので、完全に様子見が良いですね。

9時からデイトレをされる場合は、26500円あたりから買いが入ってくるのなら27000円位までを目標に。1時間足で見られるように仮下降トレンドラインや高値を超えられずに上値が重たいのなら26000円上の伸ばせるところまでの売りとなります。

5分足以下で区切りながら、場中に熱量を感じ取りながらのトレードとなります。

ドル円のデイトレ想定(24日分)順張りデイトレの基本の考え方

2022年1月23日 ドル円 チャート

ドル円、基本の順張りデイトレについて

2022年1月23日 ドル円 チャート現在のドル円113.684円は日足で売買を交錯させて価格帯に入っており、価格節目113.5円からは過去2回反転上昇をしている。東京市場から早速売り込まれてきたときの安値割れはリスクリワードが悪いので、4時間足を軸にした順張りデイトレなら戻り売りに徹する日。

よって東京時間で早速安値割れしたら下落モメンタムにのって入れていくかは、113円を目標にして、15分足以下で節目を定めること。最近は株価指数の変動に合わせてドル円が上下しているので、日経225がさらに下落するようならドル円もひっぱられていく。

東京時間に底堅く推移して欧州時間にむけて上昇するようなら114円や114.132円が抵抗線の目安。資金管理をして逆張りの売りを入れるのも良いが、確実なのは30分足や1時間足で安値(※)を作ってから。日足と4時間足は下降トレンド中なので、(※)を抜けるときは1時間足以下のトレンドが4時間足と日足のトレンドに戻るとき、つまり長期時間軸の流れに再度帰っていくときとなります。

114円を超えると1時間足以下の下降ダウが明確に崩れるので時間調整に入ります。113.5円上で一旦の上昇も考えながら両方向の可能性を探っていきます。

12月27日のドル円、まずは急騰初動を狙う姿勢で臨む

2021年12月26日 ドル円 月足チャート

ドル円の月足と週足チャート

2021年12月26日 ドル円 月足チャート2021年12月26日 ドル円 週足チャートまずは2022年急上昇の寅年相場を想定して、急騰初動から狙う姿勢で臨みます。103円から110円、110円から117円の7円幅です。その際の月足イメージは2021年1月から安値からの3ヶ月間の上昇が参考になります。売りが入った際に、週足の仮の上昇トレンドラインを終値が割れないことが目安になります。

27日月曜の始値が114.36円上で始まれば一旦上を試しやすくなります。今の価格帯は月足の節目で、過去2ヶ月間試して押し返されたものの、12月にすかさず再上昇して3度目の挑戦です。

ドル円の日足と4時間足チャート

11月26日作られた日足大陰線実体内は売買がこなされていないので、強いしこりがありません。つまり、新規の売り勢力のみが上昇を邪魔するわけで、何らかの材料があり大口が資金を入れさえしてくれれば115.5円弱まではすっと伸びていける環境です。

114円上で買いが入ってくるか。デイトレから急騰スイング初動を仕込めるかを見極める局面になります。

4時間足の安値は114円強(レ点)なので、この安値を割れるまでは4時軸では買いを狙い続けることになります。ただし高値圏でボラタイルになったら時間調整、その後揉み合いのヨコヨコになったら日数調整のレンジに移っていきます。

12月27日以降のドル円のデイトレについて

デイトレとしては前回の1時間高値114.21円がエントリーラインなのでこの上の勝負からになります。この辺りまで押したとしても買いが入ってきて安値を切り下げない流れになる間に1時間足高値を作ったら、それがロングのエントリーラインになります。

このラインが急騰の初動になるかも?!

ただし、今は月足の節目、前日の日足は実体内から始まり終値に向けて値動きが弱っていることから、一旦114円に向けた調整をしたがっているようです。ですが、その思い込みでいるとブル相場をとりきっていけませんから、まずは急騰初動から乗っていく姿勢が大切ということを簡単にまとめました。

114円に向かう流れになると、1時間足以下もボラタイルになって114.21円を勢いよく割り出し上昇ダウも崩れて、抜けたら上に伸びる1時間足の水平線も定められないですから、その時は時間調整です。そして日数調整に向かうかどうか。

この展開は先の話になりますので、僕たちデイトレーダーは4時間足ダウが崩れたら日足以上の節目まで戻り売りを徹底して、そこからの買いの強さを確認しながら再上昇に転換するかを見極めていくことになります。

寅年相場、日経225の初動を想定

2021年12月26日 日経225CFD 日足チャート

寅、千里を走るか?!

相場格言として「寅千里を走り・・・」とありますが、過去の寅年は成績ワーストであることが既に広く知られています。

参考:「寅、千里を走る」は本当? 相場のアノマリーを知る

寅年相場、初動がどちらに向かうかをざっくりと3つにまとめてみます。

寅年相場、3つの初動を想定

2021年12月26日 日経225CFD 日足チャート米国ダウ・ナスダック・S&P500CFD、日経225CFDのいずれも節目に到達。クリスマス休暇開けから欧米の機関投資家がどちらに動かしてくるかを見る段階です。値位置は違いますが連動性が高いので、いずれも同じ考え方になり、ざっくりですが以下3つにまとめてみました。

1.27日の週に急騰してそのまま上値抵抗を突き抜けて高値更新、続伸してさらなる高値へ。
12月16日オミクロン+パウエルショックで急落して戻ってきた段階で、このままさらに突き抜けていくには余分にエネルギーが必要な状況。大衆はこれはあり得ないと考えているでしょうか、力のある大口がしかけてこじあけてくれるかどうか。スイングもデイもぶち抜ける過程でいれていくのは難しいでしょうから、終値ベース確認していくことになります。

2.27日の週に上昇して高値を更新してからの下落、そしてこの下げが浅くて安値を切り上げる
典型的な安値切り上げ高値更新の流れに入っていきます。つまり寅年の初動が上に向かう展開へ。

3.27日の週に上を試すも高値更新できず、一方で下に向かうも押し込みきれずもたつく。
日数調整の流れです。何が支持線になっているか。何が抵抗線になっているかを見極めて、両方向を想定していきます。日足ベースで収縮してきたら開放されるまで待ちます。

個別株と違って、指数等の大きなうねりは大衆が意識している方向に流れやすいですから、寅年の過去成績ワーストを無視することはできません。世界の市場は悪材料を抱えながら上値を試す展開で、12月16日の急落からの回復で急上昇しましたから、どの株価指数も今の値位置の下に売買をこなした強い支持帯がない状況です(週足以上は別)。

下落については、日経225の21年12月が28500円あたりで終値が確定すると、18年11月の陽線から12月の大陰線を連想するので注意しています。

参考:日経225の値動き想定(12月20日以降)

一方で、上値がクソ重たい中でも何らかの好材料とともに一日でも急騰すれば、それが起爆剤となり一気に買い上げる資金が向かってくるかもしれません。NYが先導すれば世界の株価が一気に盛り上がっていくでしょうから、上値が重たいからこそ開放されたときの勢いも半端なくなるでしょう。

ドル円の月足をみても急騰がありえるチャートになっており、その展開になると日経225とドル円の急騰117円到達が現実的になってきます。

参考:12月27日のドル円、まずは急騰初動を狙う姿勢で臨む

日本を代表する個別銘柄の値動きと合わせて先読みする

ソニーとデンソーは好業績はもとよりTSMCの件等のテーマ性、株価が高値圏を保っています。押しが入るとすかさず買いが入ってくる場中にも買いたい勢力の多い銘柄です。半導体一式(東京エレクトロン、レーザーテック、アドバンテスト、スクリンHD、ディスコ)も同じです。

安川電機は先行指標として捉えられており、直近では日経225と同じく節目に接近してきました。ただし、出来高が少なくソニーやデンソーと比較して下に崩れやすいチャートになっています。

そしてトヨタです。EV戦略で短期筋の回が入ったものの後がつづていきません。2000円から2200円レンジないで保ち合いにはいっており、27日(月)に強めの陰線確定すると明らかに高値切り下げを意識する流れで、次2000円に突っ込んでくると割れやすいです。すでに3回反発を見せています。2000円下に株価が移りレンジを作る流れに入るでしょう。

一方で、27日に陽線確定、その後高値を更新したら、寅年相場の初動は強くなりそうです。高値を更新しなければ2100円上で買いが入ってくるかの確認からとなります。

日経225はわかりにくい値動きに入るかもしれません。そのときにトヨタもそうならしばらくどっちつかずの展開か。

少しでも先読みしておきたいので、そのために個別銘柄を追っていきます。ソニー、デンソー、半導体一式は顕著な強さを示して高値圏にありますが、更に買い上げられるのなら、寅年相場の初動も強くなっていくでしょう。

一方でこれらが買い上げられていかないとき、チャートが強いのでなかなか下落もしないでしょうが、そのときに安川電機のように出来高少なく直線的に上がってきた銘柄は先に崩れますから、そのときは注意です。先の強い銘柄達も押しを入れながら崩れていく流れに向かいやすくなります。

このように指数の動きがわかりにくいが先を少しでも読みたいとき、市場が先行指標として認識している銘柄の値動きや強かったチャートの調子、逆もしかりで底値圏にあるセクターの値動き。もしかしたら資金循環で高いものが売られて安いものが買われて指数動かずの展開もあります。

寅年相場の先読みとしてチャートを重視して、全体の資金の流れを見ながら考えて行きたいと思います。

日経225CFDのテクニカル分析と日本株(東証一部大型銘柄)買いの狙い方

2021年11月6日 日経225CFD 高値更新へ向かうチャート

日経225CFDは先週に上値しこりを解消して30200円まで上昇しやすい環境になりました。大口の新規売りは価格節目の30000円をオーバーシュートさせて、テクニカルの節目で叩いてくることが多いです。

先日の分析の通り、ここから買い上げてもらうための材料は大型銘柄の決算を終えてからの総合的評価、または現政権が経済対策になると思います。

日本経済が成長していく道筋が明確になれば資金が入ってきますし、決算を終えて業績面のみに着目して割安になれば、戻り高値までは狙っていけるでしょう。

参考記事:日経225CFDのテクニカル分析で買いと売りの想定(11月3日以降)

日経225CFDの上昇イメージと買いの狙い方

日経225CFDは2,3,4月に作られた上髭(上値抵抗帯)を9月の上髭で溶かしており、10月末から9月の上値抵抗を溶かしながら高値更新を目指しているところです。

月足の通り、足型的に高値更新までに相当エネルギーを必要とする状態で、日足以下からV字のような上昇をするには、やはりテクニカルを後押しする材料が必要だと思います。

新たなEPSが算出されて割安感は出てきますが、株価指標は当てにしないほうが良いですね。船、鉄、商社に見られる通り、今のところ市場は割安を評価していません。

ですので、V字上昇を日経225CFDで狙う難しいトレードをするより、上昇トレンド継続中で機関投資家が注目している大型株を狙った方がよいですね。

基本的な日経225CFDの買い方としては、丁寧に押し目を待って、スイング分も含めてデイトレで初動を狙い続けていくことになります。

4時間足以下で押しが入りやすい環境ですから、確実にデイで区切って利益を確保することが大切です。

日経225CFDのテクニカル分析と買いの想定

2021年11月6日 日経225CFD 高値更新へ向かうチャート29500円で反発していますが、決して強い支持線ではないことを忘れないでください。デイトレーダーはその都度対処できますが、特にスインガーの方は29500円を割れたらレジサポ転換になりうるので、安易にここから強気のポジションをとらないようにしたほうが良いですね。直近の強い支持帯は28800円あたりの青四角となります。

デイトレ(+スイング初動分)の基本的な狙い方は、いつも通り支持線反発を確認する間に作られる1時間足の高値抜け狙いとなります。先に書いたとおり、日経225CFDでV字狙いはしないので、今回こちらの想定は省きます。

支持線の目安は29600円あたりから。米国市場が高値更新を続けているので、このあたりで売買を交錯させて下値を固めてくるかもしれません。次は29500円で、ここにボラを高めて突っ込む動きを見せると、11月中に高値更新へ向かう流れが崩れるかもしれません。先のことになるのでフォローしていきます。

4時間足を軸にした順張りの場合、時間調整の間に上値を試すことのない揉み合いが続いて、高値切り下げが意識される流れになるとき以外は、29500円の明確な安値を割れるまでは買いを狙い続けることになります。

上昇トレンド中の個別株を攻め続ける

日経225が上昇または高値圏もみあいに入る流れですから、パフォーマンスを高めるために、シンプルに上昇トレンドを中の好業績銘柄を攻め続けるのが良いですね。

ナスダックとラッセル20000ともに新高値、ARKKも高値圏を保っていることから、新興市場のグロースで値幅狙いも良いと思います。ただし、出来高50万株以下ばかりで不安になるので、東証一部の出来高100万株/日ばかりさわっていると、グロース銘柄は別世界のように感じます。

ちなみに、僕はメルカリ(4385)だけをデイトレで区切っています。ようやく100万株以上/日で安定してきました。

今は業績相場で、東証一部の大型銘柄については、市場コンセンサスを上回り、未来を想像できる事業を展開している場合、決算発表後の日足の始値めや終値を新たな起点にしてトレードができます

良い企業は良いとして買い上げてくれる、外国人投資家が好む銘柄が良いですね。