エントリーポイント

ドル円のトレードポイント(10月8日)| 段階的支持線固めからの続伸

2021年10月9日 ドル円 全体チャート

5・20日線が上拡散済みで東京市場から高値更新を目指す流れです。段階的に支持線上で値を固めてから再上昇へ向かう理想的な流れになっています。

ドル円のトレード解説

2021年10月9日 ドル円 全体チャート昨晩にNY勢力が買い上げてくれて、4時間足の陰線始値111.575円、1時間足のレジサポ転換線の上でレートが推移。高値圏でのもみあいは強い証拠です。

111.302円で固めてからのネックライン抜けから、続いて111.575円での底固め。段階的に着実に支持線上で値を固めてから上昇へ向かっています。

目標値:高値更新、112円が目安
ロング:111.650円、損切り:111.487円(切らされるリスク回避のため安値より下に設定)
決済:112円目前で値動きが弱っていく所と15分足陽線始値割れ

建値まで強い支持線が作られていない中、米国の非農業部門雇用者数変化[前月比]をはじめとした重要経済指標発表があるので、全戻りを食らう可能性も高いです。

デイトレであれば、値動きが停滞したところや基本の15分足安値割れ(エントリー時間軸基準)で区切ります。

ボラティリティを追わなくて良いトレード手法とは

トレードを始めて間もない方へ。FXのデイトレ手法はスキャルと欧州やNY時間のハイボラ相場を主戦場とするデイトレと、僕たちのようにダウを徹底した順張り水平線トレードに大別できます。

何が良い悪いとか、どれが稼げるとかではなく、何が自分にしっくり来るかを常に意識して色々と試されることを強くおすすめします。そしてさらにその手法を最適化していく、もっと奥深いところへ進んでいきます。

こちらの記事「デイトレの幅を広げるために自分を疑う【脳のクセ、統一・一貫性をゆるめる】」でも簡単にふれましたが、心地の良いトレード人生を歩むためには直感を信じることが大切であったりもします。

さて、4時間足を軸にした順張り水平線トレーダーなら共感していただける、ドル円の1時間足、美しい支持線固めチャートで本記事を締めくくります。

2021年10月9日 ドル円 支持線固めチャート

10月8日以降のトレードポイントについて | 理想的なトレードのみを書き続ける理由

明日8日からトレードポイントの書き方を変更し、エントリーから決済に至るまで、
理想的なトレードのみを書き続ける
ことにしました。

理由につきましては、自己紹介のページに書いた内容をコピーします。

理由は、理想的なトレードを書いているときに、一番楽しく・ワクワクして、
臨場感をもってブログにすることができるからです。

これにより、僕自身が実際にそのトレードをしているかのごとく
深い感覚を味わい、思考が深まり、稼ぎに直結させられます。

実トレードを混ぜたり、初心者さんから玄人さんまで意識した
書き方をしていると、どうしてもこの臨場感がなくなってしまい、

実際には取りきれなかったところをブログにして、再確認しているときの悔しさや、
理想通りにできたときの、高い想定精度を確信する感覚が薄れてしまいます。

ですので断定的な書き方になっていたりすると思いますが、
僕自身のトレーダーとしての成長のために、今のところこの方法が最適でした。

コピー元:Kuan(クアン)の自己紹介

「トレードが美しすぎるだろ!」と思われた方は、
上記をご了承の上、ご参考いただけたらと思います。

本ブログが、読者さんのトレード成績、稼ぎの向上のお役にたてたなら、
とても嬉しいです!

ユーロドルのエントリーポイントと本日の想定(10月7日)

2021年10月7日 ユーロドル 週足チャート

ユーロドルの月足は強い支持線がないなか、10月にどこまで下へ伸ばしていけるか。週足は過去に高値がある価格節目の1.150あたりから強い買いは入りそうですが、ここの強い支持線はなく、強烈な支えの候補は週足大陽線始値がある1.140からになります。

2021年10月7日 ユーロドル 週足チャート

週足画像の通り、今週中に1.150ドルまでは伸びていけるようにも見えますし、今月中に1.140ドルまで想定しても違和感はないと思います。

10月6日のエントリーポイントと本日の想定

2021年10月7日 ユーロドル 全体チャート日足の通り5・20日線が下拡散済み、4時間足は高値を作ってから安値を更新させて(レ点)、1時間足は高値を切り上げできない流れ(右斜線)になっており、完全にショート一択の環境です。

特にデイトレでショート一択環境下における1時間足のディセンディングトライアングル(下降トライアンアグル)は、トレーダーの誰もが強く意識するところです。そして綺麗に1時間足の安値まで作ってくれています。

※トライアングルなどのパターンは、長期時間軸の正しい環境認識のもとで参考程度にしていきます。

また本ブログで何度もお伝えしている実体重複、1.15759ドルまで日足と4時間足伸びやすい価格帯になっています。

【トレードポイント】
・最終目標値:1.150ドル 途中で対処していく
・ショート1:1.15922ドル 損切り1:1.16022ドル
・ショート2:1.15826ドル 損切り2:1.1595ドル
・決済:日足安値あたりで反発したところで一部 1.155ドルアンダーシュートからの反発でデイトレ分全決が理想です

見直し用にダイナミックな15分足チャートです。日々チャートを見返して、想定後の値動き精度を高めることを2021年10月7日 ユーロドル ダイナミックな15分足チャート習慣にすると良いと思います。

ユーロドルの本日の想定

先に書いたとおりの月足と週足ですし、4時間足が明確に安値更新の下降ダウ継続ですので、ここは一部ポジションをスイングで保有して良いところ。今週は日足下降チャネルが意識されて、上値抵抗1.15759ドルまでの戻りを考えておきます。

今週中は目標値1.150ドルまで育てながら、デイトレは4時間足ダウが崩れるまで戻り売りを徹底していきます。1時間足の下降ダウが崩れており、1.15759ドルあたりまでは強い抵抗線がないので、一気に戻りが入ることも考えておきます。

いずれにしても上値が抑えられて、1時間足が明確な安値をつくるかどうか。デイトレはここからの戻り売りを優先していきます。

ドル円のエントリーポイント、112円目標(10月6日)

2021年10月6日 ドル円 全体チャート

日足の足型からも分かる通り、4時間足以下から上昇モメンタムが高まっているので、押し調整に入る値動きを見せなければ、112円目標で素直に1時間足高値抜けで入るトレードです。
2021年10月6日 ドル円 全体チャート

【トレードポイント】
・目標値:112円、111.949円
・ロング1:111.523円、損切り:111.404円
・決済:クロス円が売られ始めたところ、株価下落に合わせて

株価指数CFDの下落に合わせてクロス円に売りが振り始めてきました。日足の足型的にも前日に強い支持線は作られておらず、エントリーポイントまでの全戻り入りやすいチャート形状なので、ここは一旦区切っておきます。

111.266円上で下げ止まるでしょうか。この上で固める間に、明確な1時間足の高値が見えてくると、ロングで狙いやすくなりそうです。

カナダ円のエントリーポイント(10月5,6日)| 89円目標、本日は押し目になるか?!

2021年10月6日 カナダ円の全体チャート

WTI原油が高値更新し続ける中、加ドルも強さ継続です。今週中に89円目標で、昨日は1時間足の収縮からの開放、そして本日はド天井で掴んで即損切りです。

2021年10月6日 カナダ円の全体チャート

トレードポイント
・目標:89円
・ロング1:88.165円、損切り:87.962円
・ロング2:88.647円、損切り:88.60円割れ当たり(※週足抵抗帯で、ど天井可能性があったため)

4時間足を軸にした順張りトレーダーの方ならロング1に異論はないかと思います。

さて、ロング2ですが、久々に大失敗です。期待をいれてしまいました。WTI原油先物が高値圏を維持していることから、このまま加速足形成!と勝手に勢いづいてしまいました。

叩き落されたポイントは週足の抵抗帯に位置していること。1時間足で抜けたら伸びる水平線が作られていないのに、抜けても伸びなかった、明確でもない1時間足高値88.647円を再利用して入り、ド天井で追加もしました。

裁量で即切りしたのは週足の環境を忘れていなかったこと。前のめりになりながらも、間違ったことしてる感覚がまとわりついていたことです。4時間足の足型(レ点)も天井のサインを出していました。

デイトレであっても週足以上の環境の大切さを改めて教えていただきました。ドル円と比較すると、同じ時間帯でもドル円の売り圧力が小さい理由が分かるので、並べてのせておきます。ドル円は5週線と20週線も拡散しています。
2021年10月6日 カナダ円とドル円の週足チャート

週足の違いは日足にも表れており、カナダ円は上向いていない100日線を下から突き抜けてきた段階。つまり長期的には上値が重たく、上昇にはエネルギーがいるチャートになっています。

カナダ円の想定(10月7日分)

4時間足のダウが崩れるまで、ロングで狙い続けます。89円目標は変わっていないので、本日の陰線が押し目になるかどうかですね。日足上昇チャネルの下ラインと4時間足の水平線で反発をはじめて時間調整する間に、1時間足が明確な高値を作ると狙っていきやすそうです。

ただし先に書いた通り、ドル円とは違って上昇にエネルギーがいる環境です。日足上昇から外れると一服感がでてきて、日数調整に入るかもしれません。いずれにしても明日以降にフォローしていきます。

【実体重複、5・20日線拡散】ポンド円のエントリーポイント(10月5-6日)

2021年10月6日 ポンド円 最高のデイトレポイント

本ブログで何度もお伝えしている実体重複価格帯。上値・下値抵抗が少なく、大変伸びやすい価格帯のことで、デイトレの鉄板トレードポイントをポンド円でまとめていきます。

それにプラスして、エントリーラインを抜けたら5・20日線拡散がみえることもポイントです。

2021年10月6日 ポンド円 最高のデイトレポイント月足は上昇一服から押し目形成中で、週足は高値圏のレンジ。日足以下はその枠内で上昇モメンタムが高まっています。

4時間足のレジサポ転換帯(青四角)を抜けて、1時間足だと綺麗に反発を繰り返しています。これで下値固め完了と考えます。

続いて伸びしろについて。ポイントは1時間足の高値151.082円を抜けたら、日足・4時間足・1時間足の実体重複価格帯に入ることです。これは上値抵抗が少ないことを示しており、この価格帯に入ると素直に値が伸びやすいことを教えてくれています。

そして、高値水平線を抜けると5・20日線拡散が見えてきます。5日線と20日線の関係性を知ることで、日足の陽線・陰線読み精度が高まるのでおすすめです!

4時間足が上髭になっていますが、ダウは上昇へ転換しており、この上髭は1時間足の大陰線であり、この中身を15分足でみても、中身がスカスカなことがわかります。短期時間軸で実体の分析をしておくと、細かな節目が見えて反発ポイントが見えてきます。

トレードポイント
・目標値:152.053円、欲張って高値更新、152円からの値動き注意
・ロング1:151.082円、損切り1:150.735円
・ロング2:151.186円、損切り2:150.972円(トレンド形成加速を15分足で入る)
・決済:早朝に値動きが弱っているところ

ダウを最重視、水平線の支えをしっかり確認した上に実体重複がある。さらに水平線を抜けたら5・20日線拡散が見える。これはデイトレの鉄板になりますので、よろしければお役立てください。

→ 【FX・CFDデイトレ】最高のエントリーポイントの見極め方

【逆張り発動】日経225の岩盤到達!MTF分析精度の確認とトレード計画(10月5日)

2021年10月5日 日経225CFD 逆張り発動チャート

2021年10月5日 日経225CFD 逆張り発動チャートマルチタイムフレーム分析(MTF)の精度を確認するため、そして僕自身の相場心理、心の揺れ・思考の変化を確認するため、逆張りを発動しました。

普段は4時間足を軸にした順張りを徹底しているのでストレスかかっていますが、損切り対処の仕方を明確にしていることと、昨日の分析のとおり、岩盤水平線である27832.5円に到達したので、テクニカル分析への時間投資を回収するつもりでも逆張りを実行しました。

参考記事 → 日経225テクニカル分析のフォロー | ナンピン余力残して指値するなら27832.5円から

逆張り派の方にとっては「何をおおげさに言ってんだW」と思うかもしれませんが、順張り徹底派の僕としては、それくらい大掛かりなことです。器を大きくしていくための挑戦でもあります。

値動き想定は短期の強い自立反発、またはジリジリ買い上げられていくもので、目標値は28520.3円。28000円あたりから値動きに注意して、28207.7円からの値動きは利益最大化のために裁量決済の点で判断を意識していきます。

全損切り確定は直近安値27639.7円で、岩盤ラインからの値動き想定に反して、ジリジリ下げてきたら、下げ方をみながら切っていく。またデイトレは戻り売りを徹底していきますので、上昇したものの目標値到達前にショートポイントが作られたら全決済。また、ここから上昇したものの強い売りが入ってきて買い方が負ける値動きなら建値直上ですべて決済。

対処の仕方を明確にしていますので、MTFより岩盤を決めた水平線を軸にして、リスクリワード的にも逆張り挑戦して良いポイントだと考えての逆張り発動です。

訂正部分があります。参考記事で「ナンピン余力残して・・・」ととしましたが、昨日ずっと考えていて、やはり資金拘束されるのは本当に嫌なので、段階的損切り、全損切りラインの明確化に変更しました。

ナンピンで対処しようとする状況は僕自身のMTF分析が間違っているだろうことを相場が教えてくれているので、素直にそれを認めることに重きを置くことにしました。

ナンピンは僕の強みが全く活かされず、愛用しているトレード手法とは別次元の方法なので、やはりやらないという決定に至っています。

さて、忘れてはいけないのが主役の存在です。やはり、世界株の主役は米国市場なので、その代表として米国ダウにどれだけ下げ余地があるかを確認していきます。

主役は米国市場、米国ダウ30の下げ余地確認

米国ダウCFD(US30)は5日線との乖離が小さく続き足ぎみで連続下げしてくる可能性も高い足型です。一方、JP225は明らかにやりすぎの5日線乖離ということもあり、実はこれも逆指値勝負した理由に含まれています。

仮にJP225が素直に上昇したとしても目標値で区切る理由は、JP225自体のテクニカル的な理由ととともに、米国株価指数の下げ余地が残されていることもあります。

やはり世界の株価指数の主役は米国です。ダウ・ナスダック・S&P500が弱いなかで、日経225が単独で上昇し続けることは滅多にありません。(選挙アノマリーによる急伸は強烈でしたね!)

そこで代表として、米国ダウ30CFD(US30)を分析すると、4時間足以上では週足節目33227.3ドルまで強い支持線がありません。10月1日の大陽線始値33906.9ドルはすでにほぐされており、強い売りが入れば崩れやすい状況になっています。

2021年10月5日 米国ダウCFD 日足と4時間足チャート

直近のUS30は、なんとか現レートで耐えてレンジにもっていけるか、下に崩れて下降トレンド入するかの環境となっており、その影響が日経225に波及する可能性が非常に高いことから、単独で上昇できない状況でポジションを放置することなく、一旦区切ることを考えています。

例外として、突然のプラス材料等でJP225が上値抵抗をいったんぶち抜けたときです。このときは4時間足いかで安値切り上げが起きそうかを、値動きを確認して丁寧に見極めながら、そうであるなら保有ポジションをできるだけ上へひっぱっていこうと思います。

【5・20日線下拡散】下放れを取り切る方法 | 日経225CFDのショートエントリー(10月4日)

2021年10月4日 日経225CFD 急落チャート

日経225CFD(JP225)の下放れ、800円幅を丸ごと取り逃して、とても悔しいです。

東京市場で週足以上の節目までやりきりに行くところまでは考えていたのですが、僕の強みが弱みとして浮き彫りになった場面でした。

ダウを再重視して、4時間足を軸にした順張りデイトレを徹底しているのですが、それ故に1時間足のダウ転換をされると、どうしても待ちの姿勢が強くなってしまいます

これでリスク管理を徹底できることが強みです。しかし、リスクリワードの点からは、これを崩してでも勝負した方が良い局面だったのでまとめました。

短期の買い方がぶん投げ、売り方が勢いづいて売りを追加してくる典型例です。

1時間足以下トレンド転換、だましのジリ上げで準備

2021年10月4日 日経225CFD 急落チャート

下放れ売りトレードができる条件は次のとおりです。

・5・20日線が下拡散済み
・日足以上の節目まで強い支持線がない
・1時間足以下で直線的なだまし上げをしている間に15分足が小さな安値を形成(=エントリーライン)

今回のエントリーラインは29026.7円、損切りは29190.7円です。

先程のフォロー記事「日経225テクニカル分析のフォロー | ナンピン余力残して指値するなら27832.5円から」にも書いた通り、岩盤は27832.5円で、強い買いが入る目安は28207.7円です。

下が開放されている環境で、15分足のジリ上げトレンドラインの下に作られた15分足安値が売りのエントリーラインです。

あのとき、待ち姿勢に入っている状態。日足陰線下放れは想定している。しかし、1時間足が高値更新して、前の高値の上にある15分足の安値を売りエントリーとして使うことに大きなストレスを感じました。

僕に適した解決策は、

・数量減らして15分足安値抜けで売りエントリー(1時間足は上昇トレンドなので、1時間足以下の反発が入るときも多いため)
・5分足陰線抜け確定で想定通りやり切りに行く確率が高いと判断、通常通りのロットになるように追加

精神的課題もあります。初動を取り逃すと追加ポイントからも入れなくなることが多いことです。今回は完全に取り逃しています。相場心理学になるのでしょうか。潜在的な自分、真我との対話を通じて、実行できるように丁寧に說明していきます。

それにしても、トレーダーとして傍観ほど辛いことはないですね。急落後の今の環境では、週足以上順張り、日足・4時間足・1時間足逆張り、15分足順張りのトレードを考えています。長期時間軸から買いが入り始めてボラタイルになるかを見ているのですが、米国・欧州株価指数も含めてまだ買いが入ってきません。

JP225は近いうちに27832.5円までつけにくるかもしれませんね。「『中国が第一段階の米中貿易合意を順守せず』、米政府が近く発表か」という速報がありました。これは気になる悪材料ですね。

ユーロ円のエントリーポイント(9月30日、10月1日)| 長期トレンドに反する直線的な上昇は急落サイン

2021年10月2日 ユーロ円の急落チャート

ユーロ円の月足は上昇一服からの押し目調整、週足は下げ止まり見せるかのように2週連続陽線を立てそうでしたが、まだまだ上値が重たい環境。

そのような中、日足は急上昇から天井圏で9月30日早朝に陰線確定で4時間足がもみあいに入りました。このように長期時間軸のトレンドに反する直線的な急上昇からの下落、その後のもみ合いは、一旦長期トレンドに回帰する急落の典型例です

今回の急上昇に違和感を覚えられたか、そして急上昇の質の分析に入れたかがポイントとなります。

ユーロ円の環境認識とトレードポイント

2021年10月2日 ユーロ円の急落チャート日足は以前の陽線始値130.357円で損切りを巻き込んだ売り、そして追従の売りがはいって値幅ある下落になりました。今回もこの価格近辺が抵抗帯として働き、高値切り下げを強く意識させる陰線を一本確定。

4時足は、日足陽線始値129.815円で売買を交錯しており、129.990円のロング損切り価格あたりが上値抵抗になっています。ポイントは急上昇の質=強い支持線の有無を4時間足以下で分析することを意識できたかです。

基本的に強い支持線は直近にある複数ローソク足の高値で、一度もレートが刺さっていない、売買を交錯させていない水平線となります。過去に作られて、一回以上でもほぐされているものは強く働きません。

この観点でみると、129.815円でもみ合っている間に、数日前の高値は十分にほぐされていますし、その下は128.625円まで強い支持線がないスカスカの価格帯です。週足始値128.927円は価格節目129円からの新規買いも入ってくるでしょうからデイトレでは値動きをみていくところではあります。

そして4時間足以下のもみ合い中で上値が抑えられたままとなると、ショートを狙っていくのは当然の流れですね。

【トレードポイント】
・ショート1:129.684円 損切り1:129.960円
・ショート2:129.553円 損切り2:129.724円
・決済1:128.927円割った後の上昇時 決済2:再度割ったものの128.625円目指さず上昇に転じた時

MT4を愛用したFXとCFDトレードを自分に最適化できるか、もっと稼げるかを考え続けているわけですが、最近その効果を実感していることとして、1時間足を軸にしたエントリーと損切り設定があります。別記事でまとめましたので、よろしければご参考ください。

→ 【FX・CFD】1時間足でエントリーと損切り設定 | 細かな対処を捨てる

長期時間軸に反したジリ上げは急落のサイン | 米国ダウ30のエントリーポイント(9月30日、10月1日)

2021年10月1日 米国ダウ30 トレンド加速の15分足チャート

長期時間軸のトレンドに反してジリジリした上昇をしてきたときは、そのジリ上げについていく時間軸の短いトレードを捨てて、その後の急落に全集中する方が効率よく稼げると思います。

9月30日から10月1日早朝にかけて、株価指数とクロス円でこの流れになっていました。買い方を誘うようなこの値動きに騙されないように、米国ダウ30CFD(US30)を具定例としてまとめました。

5・20日線下拡散、4時間足は下降ダウ

2021年10月1日 米国ダウ30 5・20日線下拡散
デイトレにおいて5・20日線の拡散が見える方向にさからったトレードは相当な玄人・達人が行うことです。むしろ彼らは一切手を出さないかもしれません。それくらいRRの悪いトレードになることが多いです。

しかも4時間足は明確な安値切り上げ高値更新もなく、下降ダウ継続。下降トレンド内における急落前の1時間足のジリジリ上がる値動きは一種のパターンなので、これは覚えた方が良いです。

ちなみに、トレードはダウと水平線です。パターンで入るのは絶対にやめてください!

本トレードにおけるエントリーのポイントは、1時間足のダウが下降トレンドを確定させる水平線抜けで入ることです。なぜなら、1時間足は明確に上昇ダウに転じたからです。ですので、日足と4時間足トレンドに回帰することを確定させる1時間足の安値抜けとなります。

・目標値:日足安値、その前の支持線33915.3ドルの値動き次第
・ショート:34501.1ドル
・損切り:34704.7ドル
・決済:33915.3ドル付近で反発したところで一部。その後、下抜けせずに上昇に転じたところで終了

1時間足の上昇トレンドが崩れて、高値支持線も割り込んだところでレートが推移しているときに1時間足以下でエントリーラインを定めていきます。ダウの崩れ、上値の重たさ、強い支持線がない環境。急落がくる肌感覚をテクニカルに落とし込んでいく例として最適です。

トレンド加速を15分足チャートで確認

2021年10月1日 米国ダウ30 トレンド加速の15分足チャートこれからも何度もみる値動きですので、このダイナミックな15分足チャートを脳に刻んでおきます。それにしても力強くも美しいですね!