マルチタイムフレーム分析(MTF)の精度を確認するため、そして僕自身の相場心理、心の揺れ・思考の変化を確認するため、逆張りを発動しました。
普段は4時間足を軸にした順張りを徹底しているのでストレスかかっていますが、損切り対処の仕方を明確にしていることと、昨日の分析のとおり、岩盤水平線である27832.5円に到達したので、テクニカル分析への時間投資を回収するつもりでも逆張りを実行しました。
参考記事 → 日経225テクニカル分析のフォロー | ナンピン余力残して指値するなら27832.5円から
逆張り派の方にとっては「何をおおげさに言ってんだW」と思うかもしれませんが、順張り徹底派の僕としては、それくらい大掛かりなことです。器を大きくしていくための挑戦でもあります。
値動き想定は短期の強い自立反発、またはジリジリ買い上げられていくもので、目標値は28520.3円。28000円あたりから値動きに注意して、28207.7円からの値動きは利益最大化のために裁量決済の点で判断を意識していきます。
全損切り確定は直近安値27639.7円で、岩盤ラインからの値動き想定に反して、ジリジリ下げてきたら、下げ方をみながら切っていく。またデイトレは戻り売りを徹底していきますので、上昇したものの目標値到達前にショートポイントが作られたら全決済。また、ここから上昇したものの強い売りが入ってきて買い方が負ける値動きなら建値直上ですべて決済。
対処の仕方を明確にしていますので、MTFより岩盤を決めた水平線を軸にして、リスクリワード的にも逆張り挑戦して良いポイントだと考えての逆張り発動です。
訂正部分があります。参考記事で「ナンピン余力残して・・・」ととしましたが、昨日ずっと考えていて、やはり資金拘束されるのは本当に嫌なので、段階的損切り、全損切りラインの明確化に変更しました。
ナンピンで対処しようとする状況は僕自身のMTF分析が間違っているだろうことを相場が教えてくれているので、素直にそれを認めることに重きを置くことにしました。
ナンピンは僕の強みが全く活かされず、愛用しているトレード手法とは別次元の方法なので、やはりやらないという決定に至っています。
さて、忘れてはいけないのが主役の存在です。やはり、世界株の主役は米国市場なので、その代表として米国ダウにどれだけ下げ余地があるかを確認していきます。
主役は米国市場、米国ダウ30の下げ余地確認
米国ダウCFD(US30)は5日線との乖離が小さく続き足ぎみで連続下げしてくる可能性も高い足型です。一方、JP225は明らかにやりすぎの5日線乖離ということもあり、実はこれも逆指値勝負した理由に含まれています。
仮にJP225が素直に上昇したとしても目標値で区切る理由は、JP225自体のテクニカル的な理由ととともに、米国株価指数の下げ余地が残されていることもあります。
やはり世界の株価指数の主役は米国です。ダウ・ナスダック・S&P500が弱いなかで、日経225が単独で上昇し続けることは滅多にありません。(選挙アノマリーによる急伸は強烈でしたね!)
そこで代表として、米国ダウ30CFD(US30)を分析すると、4時間足以上では週足節目33227.3ドルまで強い支持線がありません。10月1日の大陽線始値33906.9ドルはすでにほぐされており、強い売りが入れば崩れやすい状況になっています。

直近のUS30は、なんとか現レートで耐えてレンジにもっていけるか、下に崩れて下降トレンド入するかの環境となっており、その影響が日経225に波及する可能性が非常に高いことから、単独で上昇できない状況でポジションを放置することなく、一旦区切ることを考えています。
例外として、突然のプラス材料等でJP225が上値抵抗をいったんぶち抜けたときです。このときは4時間足いかで安値切り上げが起きそうかを、値動きを確認して丁寧に見極めながら、そうであるなら保有ポジションをできるだけ上へひっぱっていこうと思います。