睡眠障害の症状とされている中途覚醒と早朝覚醒。どちらも似たりよったりで、僕が不眠症に苦しんでいたときは二つの症状が表れていました。
こちらでお伝えしたいのは、毎日が充足感に満ちている方。仕事とプライベートのバランスが保てていて、その日々の中でワクワクするアイデアが湧いたときに、興奮してしまう方向けです。
そして、中途覚醒や早朝覚醒した勢いそのままに、そのアイデアを実行したらどうですか?とういご提案になります。
このワクワク感が睡眠に与える影響として二つ。
1.夜眠れなくなって、夜更ししてアイデアを実行し続ける
2.夜はいつもどおり寝て、中途または早朝覚醒する
僕はいまでも2になります。完全に朝型人間なので、夜にアイデアがわいたら紙に手書きしておいて机に置いておきます。すると、やはりアイデアをやりたくて仕方ないので、入眠から3時間後位に目覚める中途覚醒が起こります。
夜ふかしすると翌日が無駄に終わったり、翌日に無理すると翌々日に体調を崩すことが非常に多かったので、脳がアイデアを夜に実行することを完全拒否するようになりました。
一方で、中途覚醒からそのままGO!は心と体のバランスが良く、何日間も続かない限り、体調を崩すことなく、むしろ気持ちのよく仕事がはかどり、夜になると充足感に満たされます。
遺伝子的にも朝方と夜型人間に分けられるようなので、「早起きは三文の徳。朝に集中しよう!」とおすすめはしません。このあたりは心と体のバランス、脳の冴え方と健康面を意識して試し、自分に最適な時間の使い方を見つけていくしかありませんね。
何よりも大切なことは、体の声にしっかり意識を向けること。睡眠時間3時間ほどでやりきっていくのは、なにかしら細胞に無理が生じていると思います。
僕は興奮状態で覚醒する日が3日以上起こったことがないので、体調を崩したことがありません。むしろこのことが、体を守るための機能がはたらいていることの証明かもしれません。
もし、連日で中途・早朝覚醒が起きるようでしたら、節目の時間帯に丁寧に体の声に意識を集中させてあげてください。
何か痛みが生じていないか?胃腸の調子はどうか?目の奥が重たくなっていないか?
仕事がはかどってしかたないときほど、結構体が無理してくれている時があるので、ちゃんといたわってあげることが大切になります。
充実したライフワークの日々、やりたいことに興奮して早起きしてしまうなんて、幸せなことではないですか?
ですので、一概に不眠症とされる中途・早朝覚醒を否定せずに、自分の心と体のバランスを保ちながら、そのエネルギーを活かして仕事に打ち込んでいくことも良いのでは?というご提案になります。
最後に。僕はかつて、深刻な不眠症に苦しんでいたことがありました。おそらく診察したら病気と診断されていたと思うのですが、幸いにも自力で克服できた体験があります。
もし睡眠障害で一日が辛いようでしたら、こちらの記事をご参考ください。
→ 【厳選】不眠症・睡眠障害の予防・対策のWEBサイト | 製薬会社・公的機関提供
僕自身が相当に苦しんだので、まずはWEBサイトで不眠症について知り、お住まいの地域から近いお医者さんを見つけていただければと思います。
あと、相手を知ることで安心感も得られます。良質な睡眠のために心の安定はとっても大切ですね。